金沢映子

金沢映子（かなざわ えいこ）は、1965年6月28日生まれの日本の女優、声優です。広島県出身で、身長160センチ、体重50キロ。愛称は「マーシャ」として親しまれています。

1986年に文学座研究所に入所し、1988年の舞台『作者を探す六人の登場人物』で初舞台を踏みました。1991年には文学座の座員となり、以降、舞台女優として数々の作品に出演しています。

舞台作品では、1980年代から2020年代まで幅広いジャンルで活躍しており、主な作品として、『雨の運動会』、『チェンジングルーム』、『グリークス』、『奏でられないカルテット』、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、『二十四の瞳』、『恋と仮面とカーニバル』、『ウェストサイドワルツ』、『ゲットー』、『噂のチャーリー』、『金襴緞子の帯しめながら』、『人生と呼べる人生』、『がんばろう』、『二十世紀』、『欲望という名の電車』、『モンテ・クリスト伯』、『津國女夫池』、『キスへのプレリュード』、『曾我会稽山』、『出世景清』、『飢餓海峡』、『ふたり静胎内さぐり』、『口紅〜rouge〜』、『交響劇 船に乗れ!』、『春のめざめ (朗読劇)』、『華岡青洲の妻』などがあります。

また、声優としても数多くの作品に参加しており、海外ドラマや映画の吹き替えを中心に活躍しています。

主な吹き替え作品として、海外ドラマでは『ER IV 緊急救命室』、『ER XV 緊急救命室』、『スティーブン・キングの悪魔の嵐』、『スーパーナチュラル』、『デスパレートな妻たち』、『ドクター・フー』、『CSI:科学捜査班』、『恋するマンハッタン』、『アナザー・ライフ〜天国からの3日間』、『レリックハンター3〜秘宝を探せ』、『ふたりは最高!ダーマ&グレッグ』、『プロビデンス』、『アリーmyラブ』、『どこかでなにかがミステリー』、『サブリナ』、『刑事ナッシュ・ブリッジス』、『新アウターリミッツ』、『サンフランシスコの空の下』、『チャームド 〜魔女3姉妹〜』、『ナース・ジャッキー2』などがあります。

洋画の吹き替えでは、『セブン』、『多重人格』、『Dear フランキー』、『バイオハザードII アポカリプス』、『ミスティック・リバー』、『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』、『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い|レジェンド・オブ・フォール_果てしなき想い』などがあります。

アニメ作品では、『キリクと魔女』、『魔法のステージファンシーララ』、『崖の上のポニョ』、『サマーウォーズ』、『たまゆら』、『うさぎドロップ』などに出演しています。ゲーム作品では、『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜The First Strike〜』で町の人を演じました。

テレビドラマにも出演しており、『ほんとにあった怖い話』、『臨場』、『警視庁三ツ星刑事 佐々木丈太郎』、『愛車探偵は、貴方のココロにガソリンを注ぐ！』などの作品に出演しています。

また、NHK-FMのFMシアターや青春アドベンチャーなどのラジオドラマにも多数出演しています。主な作品として、『砂漠巡行』、『アンジェリーナ ～ 佐野元春と三つの短編』、『マスオさんになれなかった男』、『ガンジス河の深みに』、『LET IT PON!〜それでええんよ〜』、『2233歳』、『どこかで家族』、『父の代理人』、『師匠と私と飴色のレシピ』、『プリズン・コーラス』、『あの恋は、檸檬のようだった』、『カーミラ』、『ベルリン1989』、『イッツ・ア・ビューティフルワールド』、『黒い瞳のボヘミアン』、『影をなくした男』などがあります。

CMではアリコジャパンの「電話でセレクト入院保険2009」に出演。

金沢映子は、趣味としてバドミントンとコーラスを嗜み、特技は手話という多才な一面も持っています。

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