銅田駅

銅田駅（どうたえき）

銅田駅は、かつて鹿児島県国分市上井（現在の霧島市国分上井）に位置していた、日本国有鉄道（国鉄）大隅線の駅です。1972年に開業し、1987年に大隅線全線廃止に伴い、その歴史に幕を閉じました。

歴史

1972年（昭和47年）9月9日: 古江線（後の大隅線）の海潟温泉駅 - 国分駅間の延伸開業に合わせて、新たに設置されました。開業当初から旅客営業のみを行う無人駅でした。
1987年（昭和62年）3月14日: 大隅線全線廃止に伴い、銅田駅も廃駅となりました。

駅構造

銅田駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、無人駅でした。ホーム上には待合所が設置されていましたが、駅舎はありませんでした。また、この駅は築堤の上に設けられていました。

廃止後の現状

現在、駅のあった築堤は取り壊され、一般道に変わっており、駅の面影はほとんど残っていません。しかし、駅の跡地には鉄道記念公園が整備され、往時を偲ぶことができます。公園内には、車掌車ヨ8000型、駅名標、踏切警報機が保存・展示されています。

駅跡の近くには、霧島市のふれあいバス「南公園前」停留所があり、川原小学校線が運行していますが、バスの運行は朝と夕方に限られています。

隣の駅

日本国有鉄道

大隅線

敷根駅 - 銅田駅 - 金剛寺駅

脚注

関連項目

日本の鉄道駅一覧
廃駅

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