錦島

年寄名跡「錦島」について

錦島（にしきじま）は、日本相撲協会における年寄名跡の一つです。この名跡は、初代・錦嶋が力士時代に名乗っていた四股名に由来するとされていますが、その詳しい由来は明らかになっていません。

時津風部屋から高砂部屋へ

名跡「錦島」は、長らく時津風部屋に所属する力士によって継承されてきました。特に、豊山勝男以降は時津風部屋の力士がこの名跡を継ぐのが通例となっていました。しかし、14代目の豊山が停年退職した後、状況が変化します。時津海正博、霜鳥典雄、豊ノ島大樹の3名が「錦島」の名跡を取得しましたが、いずれも実際に「錦島」を襲名することはありませんでした。その後、「錦島」の名跡は、高砂部屋所属の朝赤龍太郎の手に渡ります。

朝赤龍から朝潮へ、そして再び混乱へ

朝赤龍は2017年5月に現役を引退し、17代錦島を襲名しました。その後、2020年11月には元大関・4代朝潮と名跡を交換し、高砂を襲名しました。これにより、元朝潮が18代錦島を襲名することになりました。
しかし、18代錦島は不祥事の責任を取り、2021年6月に日本相撲協会を退職しました。これにより、「錦島」の名跡は再び宙に浮くことになりました。

現在の「錦島」

2023年11月現在、「錦島」の名跡は18代錦島の長岡末弘氏の遺族が所有しています。

錦島の代々

初代:錦嶋
2代:
3代:
...
16代:豊山勝男
17代:朝赤龍太郎
18代:（元朝潮）

備考

太字は、部屋持ち親方

脚注

特になし

関連項目

* 錦島部屋

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