錦木徹也

錦木 徹也のプロフィール

錦木徹也（にしきぎ てつや）は1990年8月25日生まれで、岩手県盛岡市出身の大相撲力士です。彼は伊勢ノ海部屋に所属し、本名は熊谷徹也です。

基本情報

• - 身長: 186cm
• - 体重: 185kg
• - 血液型: A型
• - 最高位: 東小結（2023年9月場所）
• - 好きなお酒: 芋焼酎

幼少期からの経歴

錦木の父親は、全国的なアマチュア相撲選手として国体に3回出場した経験を持っています。彼は盛岡市立米内中学校時代には卓球部のエースとして活躍し、小学2年生から中学にかけて草野球も行っていました。特に野球ではキャッチャーを務め、4番打者としてチームを引っ張っていました。中学進学時には野球部の創部を試みましたが、結局は断念しました。

伊勢ノ海部屋への入門

中学卒業後の2006年に伊勢ノ海部屋に入門し、初土俵は同年3月場所で迎えました。この時、相撲健康体操の講師であった元大碇の甲川親方の勧誘を受けたことがきっかけです。入門後、同期には栃ノ心や松鳳山など多くの名力士がいます。

四股名「錦木」への改名

2012年の7月場所から、四股名を本名のまま使用していましたが「錦木」に改めました。この名は歴史ある力士の名を受け継いだもので、彼は「7代目錦木」となります。それにより、彼は伝統を担う責任を感じるようになりました。改名した場所では6勝1敗を記録し、その後も順調に番付を上げていきました。

十両昇進と関取昇進

2015年の5月場所での十両昇進が決定し、彼はおよそ141年ぶりにこの名での関取となりました。さらに、2017年には十両優勝を果たし、喜びの声を上げました。この時には、被災地復興のために相撲を通じて元気を届けたいとも語っています。

幕内での戦い

2023年5月場所では、初めての幕内勝ち越しを成し遂げ、自己最高位を更新しました。この場所では横綱照ノ富士に勝利し、金星を獲得しました。自身の力強い相撲を取り続けている錦木は、14連勝の記録も持っています。

現在の取り口

彼の取り口には押し、左四つ、寄りなどがあり、特に吊り出しでの力強さが目立ちます。格闘技においては、立合いの遅さが課題であるものの、その体格を生かした相撲が相手に対する脅威となっています。

プライベートと趣味

錦木は国体相撲に出た父の影響を受け、相撲界に身を置いています。また、普段は眼鏡をかけているのも彼のトレードマークです。好きな酒や趣味に関しては、酒豪として知られ、居酒屋仲間として竜電と共に飲みに行くことが多いです。

その他の活動

錦木は2020年の東京オリンピックで岩手県の聖火ランナーに選ばれるなど、相撲界以外でも活躍の場を広げています。このように錦木は、日々精進しながら自己をアップデートし続けています。

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