長内則昭

長内則昭（おさない のりあき）

長内則昭は、1869年（明治2年）に生まれ、1937年（昭和12年）に没した、明治から昭和初期にかけての政治家です。衆議院議員を1期務めました。

生涯

長内則昭は、陸奥弘前藩領の西津軽郡穂積村（現在の青森県つがる市）で、医師である長内泰民の子として生まれました。東奥義塾を経て弘前公立病院附属医学校に入学しますが、1885年（明治18年）に同校が閉校したため、東京慈恵医科大学へ進みます。しかし、 политических карьереを志して中退し、新聞記者となりました。

その後、長内は北海道に渡り材木商を始めますが、これはうまくいかず、帰郷します。また、日清戦争に従軍した経験も持ちます。

1899年（明治32年）には稲垣村の助役に就任し、1903年（明治36年）には郡会議員から青森県会議員に転身します。1906年（明治39年）には第3代稲垣村長に就任しました。しかし、1907年（明治40年）に県議に落選したことをきっかけに上京し、穀物取引の相場師となります。そこで中央財界や政界との繋がりを持つようになりました。

1917年（大正6年）4月の第13回衆議院議員総選挙に立憲民政党から出馬しますが、落選します。その後、1928年（昭和3年）2月の第16回衆議院議員総選挙に青森県第2区から立憲政友会所属で出馬し、当選を果たし、衆議院議員を1期務めました。

親族

父：長内泰民（医師、稲垣村会議員）
七男：長内和夫（俳優）

長内則昭は、医師を目指しながらも политических карьереを志し、新聞記者、実業家、政治家として多岐にわたる活動を行った人物でした。彼の политических карьереは決して平坦なものではありませんでしたが、時代の変化に対応しながら、青森県の発展に貢献しました。

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