長崎大学停留場

長崎大学停留場 (長崎大学電停)

長崎大学停留場は、長崎県長崎市若葉町に位置する長崎電気軌道本線の路面電車停留場です。駅番号は15で、1号系統、2号系統、3号系統が停車します。長崎大学（文教キャンパス）の正門前にあり、多くの学生や職員が利用しています。

歴史

1950年（昭和25年）に本線の大橋 - 住吉間の開業と同時に、家野町停留場として設置されました。当時は、家野町から住吉までの区間に他の停留所はありませんでした。

1966年（昭和41年）に長崎大学前停留場に改称され、2018年（平成30年）に最寄り施設を明確にするため、現在の長崎大学停留場に改称されました。

年表

1950年（昭和25年）9月16日：家野町停留場として開業。
1966年（昭和41年）9月20日：長崎大学前停留場に改称。
1969年（昭和44年）3月：横断歩道橋が設置。
1999年（平成11年）
8月27日：道路渋滞緩和のため歩道橋を撤去。横断歩道と信号を設置。
9月21日：停留場を移設。28日には改修工事が完了。
2018年（平成30年）8月1日：長崎大学停留場に改称。

構造

停留場は併用軌道区間に位置し、道路上にホームが設けられています。2つのホームは南北方向に伸びる線路を挟むように配置されていますが、互いのホームは斜向かいに位置しています。北寄りに長崎駅前方面行き、南寄りに赤迫方面行きのホームがあります。

かつてはホームに横断歩道橋が接続されていましたが、1999年に撤去されました。この際、停留場の設備も改修され、両ホームは24メートルに延長され、上屋が交換されました。

利用状況

長崎電軌の調査によると、1日の乗降客数は以下の通りです。

1998年 - 3,355人
2015年 - 3,400人

周辺

長崎大学文教キャンパスの正門前に位置し、学生向けの飲食店や店舗が多くあります。キャンパスは国道206号と長崎県道113号長与大橋町線に面しており、路面電車が走る国道は「電車通り」と呼ばれています。

主な周辺施設

長崎大学文教キャンパス
大学本部、全学教育棟、教育学部、工学部、薬学部、水産学部、環境科学部、多文化社会学部など
純心中学校・純心女子高等学校
イタリアントマトCafejr
ゲオ長崎大学前店
あたご自動車学校長大前サービスセンター
ベスト電器BFS住吉店
OK PRO住吉店
ジャパレン

バス路線

長崎バス・長崎県営バス：「長崎大学前」バス停、および「長崎振興局前」バス停

隣の停留場

長崎電気軌道

本線（■1号系統・□2号系統・■3号系統）
* 若葉町停留場（14） - 長崎大学停留場（15） - 岩屋橋停留場（16）

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