長崎県道222号平瀬佐世保線

長崎県道222号平瀬佐世保線

長崎県道222号平瀬佐世保線は、東彼杵郡波佐見町から佐世保市に至る一般県道です。波佐見町の岳辺田郷を起点とし、佐世保市の早岐2丁目を終点としています。

概要

この県道は、波佐見町から佐世保市を結ぶルートとして機能しており、全線にわたって2車線が確保されています。広田町から終点にかけての区間は、かつて国道205号であった部分に相当します。針尾バイパスの開通以前は、長崎県道248号崎岡町早岐線との交差点が終点でした。

波佐見町から佐世保市重尾町にかけては山道となっており、沿線に目立った施設はありません。交通量は比較的少ないものの、急な勾配やカーブが連続する区間です。一方、佐世保市早岐の汐入橋交差点から終点までは、JR早岐駅前を通る早岐地区の中心部であり、交通量が多く、日中は混雑が見られます。

佐世保市早岐から波佐見町方面へ向かう場合、佐世保市重尾町から農免農道を経由して、長崎県道・佐賀県道1号佐世保嬉野線に接続するルートも利用可能です。

針尾島には、早岐瀬戸を跨ぐ瀬戸中央橋を含むバイパス区間が存在します。このバイパスは佐世保市有福町と広田2丁目を結び、2009年4月7日に開通した瀬戸中央橋によって、観潮橋付近の交通混雑が緩和されました。

路線データ

起点：東彼杵郡波佐見町岳辺田郷（長崎県道・佐賀県道4号川棚有田線交点）
終点：佐世保市早岐2丁目（田子の浦交差点、国道202号交点）
総延長：12.4 km

歴史

2002年度：早岐瀬戸工区が事業化。
2009年3月：早岐瀬戸1工区（370 m）が完成。
2015年3月20日：早岐瀬戸2工区（230 m）が開通。
2016年度：広田3工区が事業化。
2024年3月30日：広田3工区（220 m）が開通。
2024年10月8日：広田3工区（198 m）の道路管理が長崎県から佐世保市へ移管、佐世保市道広田1丁目2号線となる。

道路施設

橋梁

志折橋（川棚川、東彼杵郡波佐見町）
金田橋（金田川、佐世保市）
金石橋（金田川、佐世保市）
重尾橋（金田川、佐世保市）
上松葉橋（佐世保市）
宮崎橋（金田川、佐世保市）
汐入橋（小森川、佐世保市）
早岐橋（早岐川、佐世保市）
瀬戸中央橋（早岐瀬戸、佐世保市）

地理

通過する自治体

東彼杵郡波佐見町
佐世保市

交差する道路

長崎県道・佐賀県道4号川棚有田線
国道202号

交差する鉄道

大村線

沿線

佐世保市役所早岐支所
JR九州佐世保線・大村線 早岐駅
早岐郵便局
佐世保刑務所
長崎県立波佐見高等学校

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