長江センター

長江センター

長江センター（Cheung Kong Center）は、香港の香港島北部、中西区の金鐘地区に位置する超高層ビルです。香港のランドマークとして知られ、その独特な外観が特徴です。

概要

1999年に完成した長江センターは、かつて香港ヒルトンホテルがあった場所に建設されました。多くの超高層ビルが尖塔型であるのに対し、このビルは珍しい箱型のモダニズム建築を採用しています。香港の総合企業である長江集団によって建設され、主にテナントオフィスとして利用されています。地上70階、高さ282.9メートルを誇り、2010年1月時点で香港で7番目に高い超高層ビルでした。

設計

設計を手掛けたのは、シーザー・ペリ設計事務所です。シーザー・ペリは、同じく香港の中環に位置する国際金融中心 (IFC) の建築群も設計しており、香港のランドマーク建築に深い関わりを持っています。また、長江センターの隣には、著名な建築家イオ・ミン・ペイ（I・M・Pei、貝聿銘）が設計した中国銀行タワー、そしてノーマン・フォスターが設計した香港上海銀行・香港本店ビルが位置しており、香港を代表する建築物に囲まれた場所に立地しています。

特徴

長江センターは、表示階数は70階ですが、実際の階数は63階です。これは、香港の多くの建物と同様に、4の付く階数を忌み数として意図的に欠番としているためです。風水を取り入れた設計も特徴の一つで、建物全体にその影響が見られます。なお、展望施設は設置されていません。

周辺施設

長江センターの周辺には、以下の主要な施設があります。

中環駅
香港駅
香港特別行政区・立法評議会議事堂
亞太金融大廈
花旗銀行中心
香港公園
中銀大廈
香港上海銀行・香港本店

交通アクセス

長江センターへのアクセスは以下の通りです。

香港MTR中環駅より徒歩約5分
香港MTR香港駅より徒歩約15分
その他バス、ミニバス、路面電車なども利用可能

関連情報

長江センターについてさらに詳しく知りたい場合は、以下のリンクもご参照ください。

長江センターHP
Skyscraper.com : Cheung Kong Center

関連項目

香港関係記事の一覧
香港
長江集団
* 超高層ビル

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