長谷循環バス

長谷循環バスと南アルプス林道バス



長谷循環バスは、長野県伊那市が運行するコミュニティバスです。運行はジェイアールバス関東に委託されています。かつて伊那市では、旧長谷村が運行していた「長谷村営バス」を引き継ぎ「伊那市営バス」として南アルプス林道バスを運行していましたが、後に廃止されました。現在は、旧高遠町域と長谷村域において、長谷循環バスと、南アルプススーパー林道を季節運行する南アルプス林道バスが運行されています。

長谷循環バス



2019年4月1日に停留所の新設・統合が行われました。2021年4月1日には、運行区間の短縮、土日祝日の全便と平日一部便の運行終了、および「ぐるっとタクシー」への切り替えが行われました。これにより、同年10月1日には長谷循環バスの運行本数が削減されています。

減便後の2022年度からは、昼間の空き時間を利用し、長谷循環バスの車両を移動市役所として活用する「モバイル市役所 もーば」が開始されました。これは、路線バスを使用した行政サービスとして日本初の試みであり、免許返納した高齢者などの交通弱者支援を目的としています。車両は、日野・ポンチョ、日野・リエッセが使用されています。

現行路線（2022年現在）


主要な停留所は以下の通りです。

高遠駅 - 高遠本町 - 城址公園入口 - 高遠高校前 - 高遠小学校入口 - 高遠高校前 - 非持 - 道の駅南アルプスむら長谷 - 美和診療所 - 総合グラウンド - 小学校 - 溝友館 - 熱田神社 - 黒河内公民館前 - 和泉原 - 仙流荘 - 戸台口 - 市野瀬公民館 - 杉島公民館・ざんざ亭前

下り（高遠駅発）は、時間帯により高遠本町 - 非持間を通過する便があります。
上り（杉島公民館・ざんざ亭前発）は、時間帯により和泉原 - 仙流荘間を通過する便があります。

南アルプス林道バス



南アルプス林道バスは、6月中旬から11月中旬までの季節運行です。運行時刻は時期によって異なります。運行は南アルプス林道バス営業所が行い、同営業所が保有する営業用車両を使用します。車両は、日野・リエッセ、三菱ふそう・ローザが使用されています。

現行路線（2022年現在）


全停留所は以下の通りです。

戸台口 - 仙流荘 - 戸台大橋 - 歌宿 - 北沢峠

戸台大橋 - 北沢峠間はフリー乗降区間です。

長谷村営バス時代の車両



長谷村営バス時代に使用されていた車両に関する情報は、現在詳細が不明です。

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