長野県道・新潟県道96号飯山妙高高原線

長野県道・新潟県道96号飯山妙高高原線

長野県道・新潟県道96号飯山妙高高原線は、長野県飯山市から新潟県妙高市に至る主要地方道です。この路線は、両県の地域を結びつけ、生活や観光において重要な役割を果たしています。

概要

この道路は、長野県飯山市の中心部から始まり、中野市を経由して上信越自動車道の豊田飯山インターチェンジに接続します。その後、上水内郡信濃町の野尻湖東岸を通り、新潟県妙高市の旧妙高高原町に至ります。以前は、長野県側が47号、新潟県側が864号として別々に管理されていましたが、現在は96号として統一されています。飯山市内では、起点付近の一部区間を除き、国道117号と重複しているため、実質的な起点は中野市の豊田飯山IC入口交差点となります。また、中野市と信濃町の境界付近では、短区間ですが飯綱町を通過します。しかし、この地域には人家はほとんどありません。

路線データ

起点: 長野県飯山市大字飯山（飯山駅南交差点、長野県道38号飯山野沢温泉線交点）
終点: 新潟県妙高市大字毛祝坂字豊橋（豊橋交差点、国道18号・新潟県道39号妙高高原公園線交点）

沿革

1976年（昭和51年）:
4月1日 - 建設省（現・国土交通省）が飯山妙高高原線を主要地方道に指定。
10月14日 - 長野県が飯山妙高高原線を路線認定（整理番号47）。
11月1日 - 新潟県が飯山妙高高原線を路線認定（整理番号864）。
1993年（平成5年）5月11日 - 建設省により、主要県道飯山妙高高原線が主要地方道に再指定。
1994年（平成6年）4月2日 - 両県で整理番号が96に統一。
2018年（平成30年）5月21日 - 道路区域が変更され、起点が飯山駅南交差点に延伸（250.8m）。

路線状況

重複区間

国道117号（北畑南交差点 - 豊田飯山IC入口交差点）
長野県道504号信濃斑尾高原線（長野県上水内郡信濃町古海地内）
新潟県道39号妙高高原公園線（新潟県妙高市田口付近 - 豊橋交差点、終点）

道路施設

道の駅ふるさと豊田（国道117号重複区間）

地理

通過する自治体

長野県
飯山市
中野市
上水内郡
飯綱町
信濃町
新潟県
妙高市

交差する道路

飯山市
飯山駅南交差点（起点）: 長野県道38号飯山野沢温泉線
北畑南交差点: 国道117号（重複区間開始）
伍位野交差点: 国道292号
中野市
豊田飯山IC入口交差点: 国道117号（重複区間終了）、E18上信越自動車道 豊田飯山インターチェンジ
信濃町
(荒瀬原地籍): 長野県道60号長野荒瀬原線
(富濃地籍): 長野県道361号水穴古間停車場線
(古海地籍): 長野県道504号信濃斑尾高原線（重複区間）
妙高市
(田口地籍): 新潟県道39号妙高高原公園線（重複区間開始）
豊橋交差点（終点）: 国道18号、新潟県道39号妙高高原公園線

沿線の施設

JR飯山駅
飯山赤十字病院
長野県飯山庁舎
野尻湖
斑尾高原
しなの鉄道・えちごトキめき鉄道 妙高高原駅

脚注

この道路は、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても重要な移動手段となっています。沿線には、美しい自然や観光スポットが点在しており、ドライブやツーリングにも最適です。

関連項目

長野県の県道一覧
新潟県の県道一覧

もう一度検索