長野県道300号白骨温泉線

長野県道300号白骨温泉線について

長野県道300号白骨温泉線は、長野県松本市安曇の白骨温泉を起点とし、同じく松本市安曇の国道158号との交点を終点とする、全長約3.8kmの一般県道です。この道路は、山岳地帯を通るため、道幅が狭く、急な坂やカーブが連続する、運転には注意が必要な路線です。

路線の特徴

山岳路線: 白骨温泉から国道158号へ向かう道は、山深い場所を通るため、全体的に道幅が狭く、カーブや坂道が多いです。運転の際は、十分な注意が必要です。
冬季閉鎖の解消: 以前は、冬期に路面凍結や雪崩の危険性があったため、12月中旬から4月中旬まで通行止めとなっていました。しかし、2009年から2012年にかけて行われた道路改良工事によって、通年通行が可能になりました。
雨量規制: 安全のため、雨量規制が設けられています。連続雨量が60mm、時間雨量が15mm、15分雨量が8mmを超えた場合は、通行止めになります。

通過する自治体

長野県
松本市

交差する道路

上高地乗鞍林道（起点：松本市安曇字白骨、白骨温泉）
国道158号（終点：松本市安曇字沢渡、信号無交差点）

改良工事について

2009年5月から2012年11月30日まで、道路改良工事のため全面通行止めとなりました。この工事によって、以下の点が改善されました。

通年通行の実現: 路面凍結や雪崩のリスクが軽減され、冬期閉鎖が解消されました。
Ｚカーブの改良: 白骨温泉到着直前にあった急なＺカーブが拡幅され、大型車でも切り返しなしで通行できるようになりました。これにより、大型観光バスの通行規制も解除されました。
信号による交互通行: Ｚカーブとその前後の区間では、冬期（12月中旬から3月末）に信号による片側交互通行が実施されます。
その他: ロードヒーティングの設置、待避所の設置、雪崩防止のための吊柵の設置、覆道の延伸などが行われ、安全性が向上しました。

関連情報

長野県の県道一覧: 長野県内の他の県道に関する情報も参照できます。
上高地乗鞍林道: 県道300号線と接続する林道です。

外部リンク

長野県松本建設事務所: 県道の維持管理に関する情報を提供しています。
* 松本建設事務所道路気象情報 白骨地区: 白骨地区の道路気象情報を確認できます。

長野県道300号白骨温泉線は、白骨温泉へのアクセスを担う重要な道路です。改良工事によって安全性が向上し、より多くの人が利用しやすくなりました。

もう一度検索