隆の勝伸明

隆の勝 伸明について

隆の勝 伸明（たかのしょう のぶあき）は、1994年11月14日生まれで、千葉県柏市の常盤山部屋に所属する現役の大相撲力士です。本名は石井伸明（いしい のぶあき）で、身長184cm、体重171kgという恵まれた体格の持ち主です。彼の相撲スタイルは主に押し相撲で、特に喉輪を用いて相手を押し込む動きが印象的です。好きな食べ物は肉料理と白米で、好きな言葉は「笑う門には福来る」とのことです。

来歴

入門前

隆の勝は6人兄弟の4番目として生まれ、他の兄弟と比較しても特に恵まれた体格を持っていました。小学1年生から地元の相撲大会に参加し、3年生の頃には柏相撲少年団で本格的に相撲の稽古を開始。厳格な父親の指導もあり、最初は嫌がっていた稽古も次第に楽しむようになりました。中学では全国中学校相撲選手権に千葉県代表で参加し、卒業後は千賀ノ浦部屋に入門します。

初土俵から新十両昇進まで

2010年3月、隆の勝は初土俵を踏み、順調に勝ち進んでいきました。2011年には三段目に昇進し、2012年5月には幕下に到達しました。2017年11月場所で新十両に昇進し、柏市からの関取誕生に市の広報でも注目が集まりました。

新十両昇進から新入幕まで

新十両昇進後、隆の勝は2018年5月場所で幕内昇進を狙いましたが、最初は苦戦。しかし、7月場所での13勝2敗の成績を収め、新入幕を果たしました。嬉しい気持ちと同時に先輩たちへの強い闘志を燃やしていました。この自信は今後の彼の成績にも影響を与えました。

新入幕以降

新入幕後、隆の勝は様々な挑戦を経て自身の成績を積み重ねていきました。2020年3月場所での敢闘賞受賞や、11月場所では新関脇として見事に勝ち越しました。自らの目標を明確に持ちながら、相撲の道を邁進していく姿勢が評価されています。また、2021年には春場所での勝ち越しや、秋巡業など、地元の注目を集める存在となっていきました。

取り口

隆の勝の相撲は基本的に押し相撲が主体です。喉輪を利用して相手の上体を起すことで、押し切る攻撃を展開します。右を差して寄るスタイルも時折見せ、弟弟子の貴景勝との日々の稽古を通じて技術を深化させてきました。さらに、怪我にも強い力士としても知られています。

エピソードと趣味

隆の勝は家族や絆を大切にしており、整体師の母に育てられました。彼はまた、音楽やゲームを愛しており、特にONE OK ROCKのファンという一面があります。過去にはエンターテインメントの場に出演したり、トークショーを通じて自分の考えを発信することにも意欲を示しています。

まとめ

隆の勝伸明は、圧倒的な体格を武器に日々進化を続ける力士。彼の相撲スタイル、さらに人間的な魅力も周囲に大きな影響を与えています。これからの活躍に注目が集まります。

もう一度検索