雷滝

(かみなりだき)



長野県上高井郡高山村を流れる松川に懸かる雷は、高さ30メートル、幅5メートルの直瀑です。高山村を代表する名瀑として、七味大、八とともに「高山村三大」に数えられています。

特徴



は、豊富な量を誇り、を構成する岩盤は凝灰角礫岩で、松川の浸食作用によって形成されました。の名前の由来には諸説あり、落下するしぶきがに舞い、稲妻のように見えるため、またはが雷鳴のような轟音を響かせるため、などと言われています。また、の裏側を見ることができる「裏見の」としても知られており、口の真下の岩壁がのようにえぐれていることから、この名前で呼ばれています。この独特の景観は、訪れる人々を魅了し、平成15年3月1日に高山村の名勝に指定されました。

アクセス



へは、以下の方法でアクセスできます。

自家用自動車

上信越自動車道須坂長野東インターチェンジから約19キロメートル、所要時間約40分です。

公共交通機関

長野電鉄長野線須坂駅からタクシーで約35分です。

周辺情報



は、信州高山温郷にも近く、見の後に温を楽しむこともできます。また、松川沿いの自然豊かな景観は、訪れる人々を癒してくれます。


参考文献



窪田文明著『信州の紀行 名瀑100選』郷土出版社1995年8月25日。ISBN 4876632928
北中康文『日本の 1 西日本767山と溪谷社

関連項目



松川 (上高井郡)

信州高山温

外部リンク



長野県高山村
* 長野県公式観光ウェブサイト さわやか信州旅.net 雷

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。