青森県道2号屏風山内真部線

青森県道2号屏風山内真部線

青森県道2号屏風山内真部線は、青森県つがる市を起点とし、青森市に至る主要地方道です。津軽半島の豊かな自然と歴史、文化に触れることができるルートとして、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても魅力的な道路となっています。

概要

起点はつがる市牛潟町にあり、青森県道12号鰺ケ沢蟹田線から分岐して東へ進みます。田光沼の北側を通過し、岩木川に架かる神田橋を渡ると、五所川原市金木町に入ります。金木町では、文豪・太宰治の生家である「斜陽館」の前を通り、その歴史的な雰囲気を肌で感じることができます。その後、国道339号や津軽鉄道津軽鉄道線と交差しますが、金木町地区中心部には狭路区間も存在します。

さらに北上し津軽半島を横断、青森市内真部で北海道新幹線および国道280号内真部バイパスと交差します。そして、清水地区でJR東日本津軽線と交差した後、国道280号の現道との交点が終点となります。

五所川原市金木町喜良市付近には、演歌歌手・吉幾三氏が建てた通称「ホワイトハウス」があり、そのユニークな外観は道行く人の目を引きます。

路線データ

起点：つがる市牛潟町（青森県道12号鰺ケ沢蟹田線交点）
終点：青森市（国道280号交点）
重要な経過地：五所川原市金木町
冬期交通規制区間：五所川原市金木町喜良市 - 青森市内真部（12月上旬 - 4月上旬）

歴史

1971年（昭和46年）6月26日：建設省（現・国土交通省）が主要地方道に指定
1972年（昭和47年）3月28日：青森県が県道屏風山内真部線として県道認定
1993年（平成5年）5月11日：建設省により主要県道屏風山内真部線が主要地方道屏風山内真部線に指定
1994年（平成6年）3月25日：整理番号を2に変更

地理

通過する自治体

つがる市
五所川原市
青森市

道路

青森県道12号鰺ケ沢蟹田線
国道339号
国道280号
北海道新幹線

沿線の施設など

かなぎ病院
青森市立北中学校
JR東日本津軽線 奥内駅
陸奥湾

関連項目

青森県の県道一覧

青森県道2号屏風山内真部線は、地域の歴史や文化、自然に触れながら、変化に富んだドライブを楽しむことができる道路です。冬期は交通規制が行われるため、注意が必要です。

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