青荷温泉

青荷温泉：ランプの灯りが照らす秘湯の一軒宿

青森県黒石市、奥深い山々に抱かれた黒石温泉郷にひっそりと佇む青荷温泉。

「ランプの宿」として知られ、その名の通り、電気が通っているにもかかわらず、客室や風呂場は灯油ランプの優しい光だけで照らされています。

日常の喧騒から離れ、ランプの灯りだけが照らすノスタルジックな空間で、心静かに過ごす時間は、何物にも代えがたい贅沢な体験となるでしょう。

泉質と効能

青荷温泉の泉質は、単純温泉。
源泉温度は45～60度と、湯あたりしにくい温度で、ゆっくりと温泉を楽しめます。

効能は、神経痛、リューマチ、疲労回復など。

日頃の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

温泉街の魅力

青荷温泉は、一軒宿ならではの静けさと温かさが魅力です。

弘南バスグループに属し、31室ある客室が満室の際には、140個ものランプを灯すのに2時間もかかるというから驚きです。

風呂は源泉掛け流しで、混浴露天風呂を含む4ヶ所。

四季折々の自然を眺めながら、湯浴みを楽しめます。

歴史

青荷温泉の歴史は、1929年（昭和4年）に、歌人の丹羽洋岳が小屋を建てて暮らすようになったことに始まります。

注意点

秘境にあるため、携帯電話は圏外。
インターネットも利用できません。

しかし、不便さこそが青荷温泉の魅力でもあります。

日常から完全に切り離され、ランプの灯りだけを頼りに過ごす時間は、忘れかけていた感覚を呼び覚まし、心を豊かにしてくれるでしょう。

旅館には電力が供給されており、温水便座などは利用できますが、客室に電源コンセントはありません。

アクセス

公共交通機関を利用する場合は、弘南鉄道弘南線黒石駅から弘南バス虹の湖線・温川線に乗車し、虹の湖公園前で下車後、旅館の送迎バスに乗り換えます。

車の場合は、沖浦温泉から東に約4キロメートルです。

まとめ

青荷温泉は、ランプの灯りの中で過ごす、特別な体験ができる温泉です。

日常の喧騒から離れ、静かな時間を過ごしたい方におすすめです。

関連項目
秘湯
日本の温泉地一覧
外部リンク
ランプの宿青荷温泉（公式サイト）
青荷温泉 - 黒石観光協会

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