韓国棋院総裁杯シニア囲碁リーグ

韓国棋院総裁杯シニア囲碁リーグ



韓国棋院総裁杯シニア囲碁リーグ(한국기원총재배 시니어바둑리그)は、韓国囲碁のシニア棋士を対象とした棋戦であり、2016年に始まりました。このリーグは、ベテラン棋士たちがその技を競い合う舞台として、韓国囲碁界において重要な位置を占めています。

大会概要



主催: 韓国棋院
優勝賞金: 3000万ウォン

大会名の変遷



リーグは、その歴史の中でいくつかの名称変更を経てきました。

2019-2020年度: NH農協銀行シニア囲碁リーグ
2021-2022年度: ピョンガン杯シニア囲碁リーグ(편강배)
2023年度以降: ソパルコサノル レジェンドリーグ(쏘팔코사놀 레전드리그)

協賛企業



多くの企業がこのリーグを支援しており、その名前が大会名に冠されることもありました。

第1期: 韓国資産信託
第2期: 中央メディアネットワーク
第3期: 中央ホールディングス
第4-5期: NH農協銀行
第6-7期: ピョンガン漢方医院
第8期-: インフォベル

参加資格と試合方式



韓国棋院に所属する50歳以上の棋士が出場資格を持ちます。各チームは3名で構成され、総当たりリーグ戦を2回ずつ行います。リーグ戦上位4チームがプレーオフに進出し、パラマス式トーナメントで優勝を争います。決勝戦は三番勝負で行われます。

持ち時間は各30分、40秒の秒読み5回という設定です。

歴代成績



第1回(2016年)



優勝: 尚州コッカム
MVP: 金基憲
最多勝: 朴勝文

第2回(2017年)



優勝: KHエネルギー
MVP: 趙治勲
最多勝: 徐奉洙、趙大賢

第3回(2018年)



優勝: KHエネルギー
MVP: 趙治勲
最多勝: 趙治勲徐奉洙

第4回(2019年)



優勝: KHエネルギー
MVP: 趙治勲
最多勝: 金秀壮

第5回(2020年)



優勝: 金浦ウォンボン・ルヘンス
MVP: 金基憲
最多勝: 劉昌赫
監督賞: 朴相燉

第6回(2021年)



優勝: 富川ファンタジア
MVP: 崔珪昞
最多勝: 劉昌赫徐奉洙

第7回(2022年)



優勝: 京畿高陽市
MVP: 金承俊
最多勝: 劉昌赫

第8回(2023年)



優勝: yes聞慶
MVP: 中根直行
最多勝: 劉昌赫

第9回(2024年)



優勝: 水素都市完州
MVP: 李昌鎬
* 最多勝: 劉昌赫李昌鎬

まとめ



韓国棋院総裁杯シニア囲碁リーグは、長年にわたり韓国囲碁界の発展に貢献してきたシニア棋士たちが、その経験と技術を活かして競い合う場です。大会名や協賛企業は変わってきましたが、その精神は受け継がれています。今後もこのリーグが、囲碁ファンに感動と興奮を与え続けることを期待します。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。