飯塚郵便局

飯塚郵便局について

飯塚郵便局は、福岡県飯塚市本町に所在する郵便局です。民営化以前は集配普通郵便局として、地域における郵便業務の中心的な役割を担っていました。

概要

飯塚郵便局は、飯塚市の旧市街地に位置しています。福岡県内各地への国道が交わる交通の要所にあり、かつては郵便物の自動車輸送において有利な立地でした。長年にわたり、筑豊および京築地区（苅田町と吉富町を除く）の郵便物を集約する地域区分局としての機能を果たしていました。

しかし、局舎の老朽化と手狭になったことから、2007年3月26日に新設された新福岡郵便局へ地域統括拠点の役割を移管しました。同時に、福岡都市圏の郵便物集約を担っていた博多郵便局の機能も新福岡郵便局へ統合されました。ただし、ゆうパックの中継業務は新福岡郵便局に加え、北九州中央郵便局も担当しています。また、京築など北九州市に近いエリアの地域区分業務は北九州中央郵便局に移管されました。

この再編に伴い、飯塚郵便局の営業時間は大幅に短縮され、筑豊地域で唯一であったゆうゆう窓口（時間外窓口）を含む郵便窓口の24時間営業は廃止されました。

沿革

飯塚郵便局は、1872年1月14日に飯塚郵便取扱所として開設されたのが始まりです。その後、1875年1月1日に飯塚郵便局（五等）となり、1879年には為替、1882年には貯金業務を開始しました。

1897年3月16日に飯塚郵便電信局に改称され、1903年4月1日の通信官署官制施行に伴い、再び飯塚郵便局となりました。1951年には専用自動車郵便線路が開設され、1952年には鉄道郵便線路が廃止されました。

1956年10月11日には電話通話および和文電報受付事務を開始、1966年11月には局舎が新築されました。1992年8月3日からは外国通貨の両替および旅行小切手の売買業務も開始しました。

2007年3月26日、新福岡郵便局の開設に伴い地域区分業務が移管され、同年7月30日には近隣の庄内、稲築、碓井、桂川、筑穂の各郵便局から集配業務が移管されました。同年10月1日の民営化に伴い、集配業務などは郵便事業飯塚支店に移管されましたが、2012年10月1日に日本郵便株式会社発足に伴い、飯塚郵便局に統合されました。

2016年2月22日には、小竹郵便局からも集配業務が移管され、現在に至ります。

取扱内容

飯塚郵便局では、以下のサービスを提供しています。

郵便、印紙、ゆうパック、内容証明
貯金、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、トラベラーズチェック、国債、投資信託
生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険、変額年金保険
ゆうちょ銀行ATM
飯塚市内全域、嘉麻市内の一部地域（旧稲築町および旧碓井町地域）、嘉穂郡桂川町内全域、鞍手郡小竹町内全域の集配業務
ゆうゆう窓口

周辺情報

飯塚郵便局の周辺には、以下の施設があります。

飯塚市文化会館（飯塚コスモスコモン）
株式会社チロリアン 本社
嘉穂劇場
飯塚信用金庫本店
飯塚本町商店街

アクセス

JR筑豊本線（福北ゆたか線）・後藤寺線 新飯塚駅より徒歩約16分
西鉄バス 飯塚郵便局停留所下車
八木山バイパス 穂波東ICから北東へ約2.5km
国道211号沿い
駐車場：12台

外部リンク

* 飯塚郵便局 - 日本郵政

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