駒城村

駒城村（こまぎむら）

駒城村は、山梨県北巨摩郡に位置していた村で、現在の北杜市南西部に相当します。甲斐駒ヶ岳の東麓に広がる地域にありました。

地理

村の周辺には、甲斐駒ヶ岳をはじめとする多くの山々がそびえ立っていました。主な山としては、黒戸山、駒津峰、栗沢山、アサヨ峰、高嶺、地蔵ヶ岳、燕頭山、離山などがあります。また、大武川が村内を流れていました。

歴史

駒城村は、明治時代の初期に誕生しました。

1874年（明治7年）11月：巨摩郡の横手村、大坊新田村、柳沢村が合併し、駒城村が発足しました。
1878年（明治11年）7月22日：郡区町村編制法の施行により、駒城村は北巨摩郡に所属することとなりました。
1889年（明治22年）7月1日：町村制の施行により、駒城村は単独で自治体を形成しました。
1955年（昭和30年）7月1日：駒城村は廃止され、その区域は周辺の町村に分割編入されることになりました。
大字横手と大坊は、鳳来村、菅原村、および長坂町の一部（大字片颪）と合併し、新たに白州町が発足しました。
大字柳沢は、武川村に編入されました。

駒城村は、約80年の歴史を経て、その役割を終えました。

参考文献

角川日本地名大辞典 19 山梨県

関連項目

山梨県の廃止市町村一覧

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