高橋"Jr."知治

高橋 "Jr." 知治

高橋 "Jr." 知治（たかはし じゅにあ ともはる）は、1968年11月16日にイタリアのミラノで生まれた日本のミュージシャン。主にベーシストとして活動しており、そのキャリアは多岐にわたります。

人物

高橋は現在、Jungapop、三宅伸治Band、FBMといったバンドで精力的に活動しています。これまでの経歴を通じて、彼は数多くの著名なアーティストのサポートベーシストとしても活躍しており、ウルフルズ、相川七瀬、See-Saw、FictionJunction、Kalafina、三宅伸治、阿部義晴などがその例として挙げられます。多様なジャンルや編成での経験は、彼の演奏の幅広さと適応力の高さを物語っています。

来歴

1968年にイタリアのミラノで生を受けた後、高橋は日本で音楽活動を開始します。1991年にはバンド「The Rocks」の一員としてメジャーデビューを果たし、デビュー曲である「思い出かきまわしても」は井筒和幸監督作「東方見聞録」のテーマ曲として使用されました。翌1992年には、The Rocksとしてアルバム「名前もない道の上で」を発売しています。1994年には「Girl U Need」として再びメジャーの舞台に立ちました。

1996年に「JUNGA POP」へ加入。その後、2004年には三宅伸治、大島賢治と共に「三宅伸治BAND」としての活動を本格的に開始します。2006年には「GIBIER du MARI」としてメジャーデビューを飾りました。

2007年には、氣志團のギタリスト西園寺瞳率いるユニット「Tommy & The Bonjaskys」の一員としてツアーに参加するなど、多様なプロジェクトに関わります。同年5月には、三宅伸治BANDのメンバーとして三宅伸治のアルバム発売記念ツアーに参加。夏にはGIBIER du MARIとして夏木マリのツアーに参加し、またJUNGA POPとしても初の関西ツアーを行いました。2008年11月には、Tommy & The Bonjaskysがミニアルバム「We are The Bonjaskys!」をリリースしています。

JUNGA POPは2013年に4枚目のアルバム「Honkey Zill」を発売。2014年時点では、三宅伸治Band、Jungapop、FictionJunction、Kalafina、FBMなど、複数のプロジェクトで活動を継続していました。同年、三宅伸治Bandはアルバム「SLAVE」を発売しています。

2018年にはJUNGA POPのベスト盤「Best 1997〜2018」が発売されるとともに、自身にとって初となるソロアルバム「これからも」をリリースし、プレイヤーとしてだけでなく、個人の表現者としても新たな一面を見せました。

主な在籍バンドメンバー

JUNGAPOP

坂口良治 (Dr)
[尾上一平]
高橋"Jr."知治 (Bass)
蓑輪単志 (Key)
是永巧一 (Gt)

三宅伸治BAND

三宅伸治（Vo/Gu）
高橋"Jr."知治(Bass)
大島賢治（Dr）

ディスコグラフィ

アルバム

「名前もない道の上で」（The Rocks/1992年06月25日）
「THE BASS & GROOVE」（2005年12月16日）
「ジビエドマリ」（GIBIER du MARI/2006年03月15日）
「ジビエドマリ 2」（GIBIER du MARI/2007年07月18日）

シングル

「思い出かきまわしても」（The Rocks/1992年05月25日）
「Blues」（GIBIER du MARI/2006年03月01日）
「リンダ リンダ」（GIBIER du MARI/2007年05月16日）

映画音楽

マネーざんすっ La paume〜ひよこと百円君（音楽担当）

関連項目

高橋はその長いキャリアの中で、多くのミュージシャンやクリエイターと関わりを持っています。映画「La paume〜ひよこと百円君」では監督のとよた真帆と協働しました。また、アルバム『THE BASS & GROOVE』やソロ曲「Texahoma Drive」ではベーシストの小原礼がプロデュースを手掛けています。三宅伸治や阿部義晴といったアーティストとは、それぞれが率いるバンドでベーシストとして参加するなど、深い関わりがあります。GIBIER du MARIではギタリストのichiroと共に活動し、中村あゆみの楽曲「I'm NUDE」では編曲を担当するなど、多岐にわたる才能を発揮しています。また、鮫島秀樹、日野"JINO"賢二、KenKen、TOKIE、今沢カゲロウといった著名なベーシストたちの名前や、政治家の高橋是清（同姓同名）、アーティストのSandiiなども関連人物として挙げられることがあります。

外部リンク

自身の活動や日常について発信するブログを運営しています。

もう一度検索