高田亮

高田亮

高田亮（たかだ りょう、1971年10月3日 - ）は、日本の脚本家、小説家。

経歴

1994年、アルバイト先のレンタルビデオ店で、元大映の脚本家であった工藤裕弘と出会い、師事。脚本家としての道を歩み始める。1997年からは、オリジナルビデオや深夜ドラマといった低予算映像作品の助監督として経験を積む。

2011年、吉高由里子主演の映画『婚前特急』で劇場映画デビューを果たし、その後、『さよなら渓谷』、『わたしのハワイの歩きかた』などの作品に参加。2014年には、『そこのみにて光輝く』でキネマ旬報ベストテン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞し、その才能が高く評価される。

2016年には、『セーラー服と機関銃 -卒業-』、『オーバー・フェンス』が劇場公開されたほか、『グーグーだって猫である2』、『ねこねこ日本史』がテレビ放送されるなど、多岐にわたるメディアで作品を発表。

2017年6月には、監督・熊切和嘉、主演・綾野剛による映画『武曲 MUKOKU』が公開され、第39回モスクワ国際映画祭 正式出品作品となる。

作品

脚本

映画

古奈子は男選びが悪い(2006年)
くりいむレモン 旅の終わり(2008年)
実写版 18倫（2009年）
[婚前特急]
[さよなら渓谷]
[わたしのハワイの歩きかた]
[そこのみにて光輝く]
[銀の匙 Silver Spoon]
[きみはいい子]
セーラー服と機関銃 -卒業-(2016年)
[オーバー・フェンス]
秋の理由（2016年）
武曲 MUKOKU（2017年）
猫は抱くもの（2018年）
裏アカ（2020年）
まともじゃないのは君も一緒（2021年）
ボクたちはみんな大人になれなかった（2021年）
さがす（2022年）
死刑にいたる病（2022年）
グッバイ・クルエル・ワールド（2022年）
こいびとのみつけかた（2023年）
告白 コンフェッション（2024年）

テレビドラマ

D×TOWN 太陽は待ってくれない(2012年 テレビ東京)
WOWOW'>[グーグーだって猫である]
グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat- (2016年 WOWOW)
ミュージアム ‐序章‐（2016年、WOWOW）
WOWOW'>[60 誤判対策室]
恋のツキ（2018年7月26日放送開始 テレビ東京、Netflix）
詐欺の子（2019年3月、NHK総合） - 作
信州発地域ドラマ ピンぼけの家族（2020年3月、NHK BSプレミアム）
空白を満たしなさい（2022年、NHK）
僕の姉ちゃん（2022年、テレビ東京）
街並み照らすヤツら（2024年、日本テレビ）

配信ドラマ

婚前特急-ジンセイは17から-(2009年 LISMOドラマ)
いずみと僕と彼と俺(2009年 LISMOドラマ)
卒業までにしたい3つのこと(2010年 LISMOドラマ)
就活戦線異常あり(2010年 LISMOドラマ)
婚前特急-ジンセイやっぱ21から-(2010年 LISMOドラマ)
婚前特急-結婚まであと117日(2011年 LISMOドラマ)
ラブ・スウィング〜色々な愛のかたち〜(2012年 BeeTV)
BeeTV'>[午前3時の無法地帯]
息をひそめて(2021年 Hulu)

テレビアニメ

[ねこねこ日本史] - シリーズ構成

劇場版アニメ
クレヨンしんちゃん 激突！ ラクガキングダムとほぼ四人の勇者（2020年）

著書

ノベライズ

婚前特急 池下チエ結婚まであと284日(2011年)

小説

ハピネスマンション(2012年)

受賞

2015年 第36回ヨコハマ映画祭 - 脚本賞『そこのみにて光輝く』
2015年 第88回キネマ旬報ベスト・テン - 脚本賞『そこのみにて光輝く』
2015年 第9回アジアン・フィルム・アワード - 脚本賞ノミネート『そこのみにて光輝く』
2019年 第45回放送文化基金賞番組部門 - 脚本賞『詐欺の子』

外部リンク

高田亮 - allcinema
高田亮 - KINENOTE

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