鷹巣西道路

鷹巣西道路

鷹巣西道路は、秋田県北秋田市今泉から脇神に至る、国道7号および秋田県道325号大館能代空港西線からなる全長5.25kmの道路です。この道路は、国土交通省東北地方整備局と秋田県がそれぞれ管理しています。

概要

2012年度より、秋田県道325号の改良工事と国道7号のバイパス工事として事業が開始されました。県道の一部を活用しているため、工事は秋田県が担当しました。特に、国指定史跡である伊勢堂岱遺跡の近隣を通過することから、景観に配慮した設計が採用されています。また、秋田内陸線との交差部には、全国的にも珍しい半地下方式が用いられています。

2020年12月には、蟹沢ICから北秋田市脇神までの区間が、日本海沿岸東北自動車道に並行する自動車専用道路として開通しました。これにより、能代市方面から大館能代空港へのアクセスが向上し、物流の効率化が期待されています。

将来的には、秋田自動車道二ツ井白神ICから二ツ井バイパス、二ツ井今泉道路、鷹巣西道路を経て鷹巣大館道路へと接続する、高規格道路ネットワークの一部となる予定です。

当初、今泉ICから蟹沢IC間は既存の翔鷹大橋を活用する計画でしたが、橋梁の耐震補強が困難なため、別線で整備されることになりました。この区間は、二ツ井今泉道路事業に組み込まれ、整備が進められることになりました。

路線データ

総延長：5.25km
起点：秋田県北秋田市今泉（今泉IC（仮称））
終点：秋田県北秋田市脇神（小ヶ田6号函渠）
設計速度：80km/h
道路幅員：13.5m
車線数：完成2車線
整備主体：秋田県
道路管理者：国土交通省東北地方整備局能代河川国道事務所（供用区間）

歴史

2011年
1月25日：日本海沿岸東北自動車道の計画検討で県道を利用する案が提案
8月24日：国土交通相が計画段階評価に着手
10月12日：秋田県が2012年度に県道の改良工事を前倒しして事業化することを表明
2012年8月26日：事業化、中心杭の設置式
2020年
10月23日：鷹巣西道路のインターチェンジ名称が決定
12月13日：蟹沢IC - 北秋田市脇神間が開通。同区間が国道7号に指定
2022年
6月17日：今泉IC - 蟹沢IC間の別線整備が決定
12月19日：今泉IC - 蟹沢IC間が二ツ井今泉道路事業に組み込まれる計画変更が承認

インターチェンジなど

（インターチェンジに関する情報は、提供されたデータに含まれていないため、省略します。）

脚注・参考文献

（脚注・参考文献は、提供されたデータに含まれている情報を基に、必要に応じて追記してください。）

関連項目

秋田県の県道一覧

外部リンク

秋田県建設部道路課
秋田県北秋田地域振興局建設部
* 国土交通省東北地方整備局能代河川国道事務所

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