鹿追駐屯地

鹿追駐屯地について

鹿追駐屯地は、北海道河東郡鹿追町に位置する陸上自衛隊の駐屯地です。主に第5戦車隊が駐屯しており、北部[[方面隊]]の重要な拠点の一つとなっています。駐屯地司令は第5戦車隊長が兼務しています。

概要

1957年（昭和32年）12月、第5戦車大隊が帯広[[駐屯地]]から移駐し、鹿追駐屯地が開設されました。駐屯地内には、鹿追駐屯地史料館があり、広報施設としての役割も担っています。また、近隣には然別演習場があり、鹿追駐屯地業務隊が管理を行っています。

沿革

鹿追駐屯地は、開設以来、幾多の改編を経て現在に至っています。

1957年（昭和32年）12月10日：第5特車大隊が帯広[[駐屯地]]から移駐し、鹿追駐屯地が新設されました。
1959年（昭和34年）6月4日：第5管区隊偵察中隊が釧路[[駐屯地]]から移駐しました。
1962年（昭和37年）1月18日：
第5対戦車隊が新編されました。
第5特車大隊が第5戦車大隊に改称されました。
第5管区隊偵察中隊が第5偵察隊に改称されました。
1965年（昭和40年）3月10日：第5偵察隊が別海分屯地に移駐しました。
1991年（平成3年）3月29日：第319戦車中隊が第5戦車大隊隷下に新編されました。
2003年（平成15年）3月27日：第319戦車中隊が廃止されました。
2004年（平成16年）3月29日：
第5師団の旅団化に伴い、第5戦車大隊が廃止され、第5戦車隊が新編されました。
第5後方支援隊第2整備中隊戦車直接支援小隊が新編されました。
第5対戦車隊が廃止され、帯広[[駐屯地]]で第5対舟艇対戦車中隊に改編されました。
2011年（平成23年）4月22日：第5戦車隊が第5戦車大隊に縮小再編されました。
2015年（平成27年）3月26日：会計隊の改編に伴い、第403会計隊が廃止され、第374会計隊鹿追派遣隊が設置されました。
2023年（令和5年）3月16日：
第5旅団の機動旅団化に伴い、第5戦車大隊が第5戦車隊に縮小改編されました。
第5施設隊第2施設中隊が配置されました。

駐屯部隊

鹿追駐屯地には、以下の部隊が駐屯しています。

北部[[方面隊]]隷下部隊
第5旅団
第5戦車隊
第5施設隊
第2施設中隊
第5後方支援隊
第2整備中隊
戦車直接支援小隊：第5戦車隊を支援
北部方面システム通信群
第101基地システム通信大隊
第302基地通信中隊
鹿追派遣隊
北部方面会計隊
第374会計隊
鹿追派遣隊
鹿追駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
警務隊
北部方面警務隊
第121地区警務隊
鹿追連絡班

最寄りの幹線交通

鹿追駐屯地へのアクセスには、以下の交通機関が利用できます。

高速道路：道東自動車道 十勝清水IC
一般道：国道274号、北海道道771号笹川士幌線
鉄道：JR北海道根室本線 十勝清水駅・新得駅
* 飛行場：帯広空港

まとめ

鹿追駐屯地は、北海道における陸上自衛隊の重要な拠点の一つであり、第5戦車隊をはじめとする部隊が駐屯しています。歴史と変遷を経て、地域社会と連携しながら、国防の任にあたっています。

外部リンク

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