黒石市立北陽小学校
黒石市立北陽小学校は、青森県黒石市小屋敷に位置していた公立小学校です。2020年3月末に閉校し、その歴史に幕を閉じました。閉校後は、黒石小学校に統合されています。
北陽小学校は、黒石市内で最も北に位置する小学校であり、その学区は青森市と接していました。主な進学先は中郷中学校でした。閉校時点の2019年時点では、全校児童数は95人でした。
1959年、二双子分校が統合され、児童数が増加したことで、学校の名称変更が検討されました。当時、「第二小学校」という名称が分校のようであるという意見が出て、PTA総会で校名変更の提案がなされました。学校関係者から校名を募集した結果、「北陽」が選ばれ、1963年に正式に校名が北陽小学校に変更されました。
選出理由としては、以下の点が挙げられます。
黒石市の北側に位置することを表している。
「北陽」という響きが新鮮で魅力的である。
「北」は、北情を意味し、厳しい環境の中にも愛情の深さと詩情が感じられる。
「陽」は、太陽を意味し、明るさと希望に満ちている。
北陽小学校の歴史は、中郷小学校の分教場時代に遡ります。
1876年（明治9年）9月30日 - 馬場尻小学が創立。
1878年（明治11年）9月28日 - 小屋敷小学が創立。
1879年（明治12年）9月30日 - 小屋敷小学が共立小学と改称。児童数増加のため、飛内15番地に校舎を新築移転。
1880年（明治13年）3月25日 - 馬場尻小学が西馬場尻字村元に校舎を新築移転し、西馬場尻小学と改称。
1882年（明治15年）1月 - 「改正小学令」公布により、西馬場尻小学校・共立小学校とそれぞれ改称。
1886年（明治19年）4月 - 「小学校令」公布により、西馬場尻尋常小学校・共立尋常小学校とそれぞれ改称。
1898年（明治31年）2月 - 西馬場尻尋常小学校の校舎を新築。
1899年（明治32年）7月24日 - 共立尋常小学校が校舎を新築し、移転。
1900年（明治33年）1月3日 - 共立尋常小学校が飛内尋常小学校と改称。
1905年（明治38年）1月1日 - 飛内尋常小学校同窓会が発足。
1906年（明治39年）9月11日 - 西馬場尋常小学校の校舎増築工事が着工。
1910年（明治43年）4月2日 - 西馬場尻・共立の両尋常小学校の第5学年・第6学年を中郷尋常小学校へ転入。これは、両校の校舎が狭隘になったため。
1912年（明治45年）4月1日 - 馬場尻小、小屋敷小が中郷尋常小学校（現:中郷小学校）の分教場となる。
1935年（昭和10年）12月8日 - 馬場尻分教場、小屋敷分教場が合併し、中郷分教場となる。
1937年（昭和12年）4月1日 - 中郷尋常小学校への第5学年児童の収容を取り止め、第6学年児童のみ収容。
1940年（昭和15年）12月27日 - 校歌が制定。
1941年（昭和16年）4月1日 - 国民学校令により、中郷国民学校中郷分教場と改称。
独立後
1948年（昭和23年）6月20日 - 中郷分教場が中郷小から独立し、第二小学校となる。
1948年（昭和23年）7月25日 - 父母と教師の会が発足。
1948年（昭和23年）8月28日 - 開校式が挙行。
1949年（昭和24年）3月20日 - 第1回卒業式が挙行。
1949年（昭和24年）3月25日 - 校歌が制定。
1949年（昭和24年）5月2日 - 週5日制実施（1951年（昭和26年）3月31日まで）。
1949年（昭和24年）5月30日 - 電話が架設。
1952年（昭和27年）12月28日 - 校舎増築工事が完了し、落成式が挙行。
1954年（昭和29年）7月1日 - 町村合併により、中郷村立第二小学校から黒石市立第二小学校となる。
1957年（昭和32年）12月x日 - 便所増築・水道工事が完成。
1957年（昭和32年）12月9日 - 4教室増築工事が完了。
1958年（昭和33年）12月2日 - 創立10周年記念式典が挙行。
1959年（昭和34年）4月 - 六郷小学校二双子分校を統合。
1959年（昭和34年）日付不明 - 非常階段・昇降口増設工事が完成。
1961年（昭和36年）7月22日 - 校旗が樹立。
1963年（昭和38年）4月1日 - 北陽小学校と改称。
1964年（昭和39年）8月18日 - 校庭整地作業が実施。
1964年（昭和39年）9月8日 - 校庭完成記念運動会が開催。
1965年（昭和40年）4月1日 - 特殊学級が新設。
1966年（昭和41年）8月26日 - プールが竣工。
1968年（昭和43年）8月26日 - プール諸施設（更衣室・便所）が竣工。
1968年（昭和43年）11月28日 - 創立20周年記念式典が挙行。
1978年（昭和53年）9月20日 - 創立30周年記念式典が挙行。
1991年（平成3年） - 新校舎が建築。
2019年（令和元年）10月27日 - 閉校記念式典が挙行。
2020年（令和2年）3月31日 - 黒石小学校に統合され、閉校。
小屋敷、小屋敷西、飛内、飛内北、馬場尻下、馬場尻東、馬場尻南、東馬場尻、西馬場尻、上目内沢、下目内沢、二双子、富田、富士見、北田中（以下を除く:字田中、村後北）。
弘南バス小屋敷バス停より徒歩7分。
弘南鉄道黒石駅から約4km。
青森県道148号畑中竹鼻線
黒石運動公園
アクロスプラザ黒石
概要
北陽小学校は、黒石市内で最も北に位置する小学校であり、その学区は青森市と接していました。主な進学先は中郷中学校でした。閉校時点の2019年時点では、全校児童数は95人でした。
『北陽』の由来
1959年、二双子分校が統合され、児童数が増加したことで、学校の名称変更が検討されました。当時、「第二小学校」という名称が分校のようであるという意見が出て、PTA総会で校名変更の提案がなされました。学校関係者から校名を募集した結果、「北陽」が選ばれ、1963年に正式に校名が北陽小学校に変更されました。
選出理由としては、以下の点が挙げられます。
黒石市の北側に位置することを表している。
「北陽」という響きが新鮮で魅力的である。
「北」は、北情を意味し、厳しい環境の中にも愛情の深さと詩情が感じられる。
「陽」は、太陽を意味し、明るさと希望に満ちている。
沿革
北陽小学校の歴史は、中郷小学校の分教場時代に遡ります。
1876年（明治9年）9月30日 - 馬場尻小学が創立。
1878年（明治11年）9月28日 - 小屋敷小学が創立。
1879年（明治12年）9月30日 - 小屋敷小学が共立小学と改称。児童数増加のため、飛内15番地に校舎を新築移転。
1880年（明治13年）3月25日 - 馬場尻小学が西馬場尻字村元に校舎を新築移転し、西馬場尻小学と改称。
1882年（明治15年）1月 - 「改正小学令」公布により、西馬場尻小学校・共立小学校とそれぞれ改称。
1886年（明治19年）4月 - 「小学校令」公布により、西馬場尻尋常小学校・共立尋常小学校とそれぞれ改称。
1898年（明治31年）2月 - 西馬場尻尋常小学校の校舎を新築。
1899年（明治32年）7月24日 - 共立尋常小学校が校舎を新築し、移転。
1900年（明治33年）1月3日 - 共立尋常小学校が飛内尋常小学校と改称。
1905年（明治38年）1月1日 - 飛内尋常小学校同窓会が発足。
1906年（明治39年）9月11日 - 西馬場尋常小学校の校舎増築工事が着工。
1910年（明治43年）4月2日 - 西馬場尻・共立の両尋常小学校の第5学年・第6学年を中郷尋常小学校へ転入。これは、両校の校舎が狭隘になったため。
1912年（明治45年）4月1日 - 馬場尻小、小屋敷小が中郷尋常小学校（現:中郷小学校）の分教場となる。
1935年（昭和10年）12月8日 - 馬場尻分教場、小屋敷分教場が合併し、中郷分教場となる。
1937年（昭和12年）4月1日 - 中郷尋常小学校への第5学年児童の収容を取り止め、第6学年児童のみ収容。
1940年（昭和15年）12月27日 - 校歌が制定。
1941年（昭和16年）4月1日 - 国民学校令により、中郷国民学校中郷分教場と改称。
独立後
1948年（昭和23年）6月20日 - 中郷分教場が中郷小から独立し、第二小学校となる。
1948年（昭和23年）7月25日 - 父母と教師の会が発足。
1948年（昭和23年）8月28日 - 開校式が挙行。
1949年（昭和24年）3月20日 - 第1回卒業式が挙行。
1949年（昭和24年）3月25日 - 校歌が制定。
1949年（昭和24年）5月2日 - 週5日制実施（1951年（昭和26年）3月31日まで）。
1949年（昭和24年）5月30日 - 電話が架設。
1952年（昭和27年）12月28日 - 校舎増築工事が完了し、落成式が挙行。
1954年（昭和29年）7月1日 - 町村合併により、中郷村立第二小学校から黒石市立第二小学校となる。
1957年（昭和32年）12月x日 - 便所増築・水道工事が完成。
1957年（昭和32年）12月9日 - 4教室増築工事が完了。
1958年（昭和33年）12月2日 - 創立10周年記念式典が挙行。
1959年（昭和34年）4月 - 六郷小学校二双子分校を統合。
1959年（昭和34年）日付不明 - 非常階段・昇降口増設工事が完成。
1961年（昭和36年）7月22日 - 校旗が樹立。
1963年（昭和38年）4月1日 - 北陽小学校と改称。
1964年（昭和39年）8月18日 - 校庭整地作業が実施。
1964年（昭和39年）9月8日 - 校庭完成記念運動会が開催。
1965年（昭和40年）4月1日 - 特殊学級が新設。
1966年（昭和41年）8月26日 - プールが竣工。
1968年（昭和43年）8月26日 - プール諸施設（更衣室・便所）が竣工。
1968年（昭和43年）11月28日 - 創立20周年記念式典が挙行。
1978年（昭和53年）9月20日 - 創立30周年記念式典が挙行。
1991年（平成3年） - 新校舎が建築。
2019年（令和元年）10月27日 - 閉校記念式典が挙行。
2020年（令和2年）3月31日 - 黒石小学校に統合され、閉校。
学区
小屋敷、小屋敷西、飛内、飛内北、馬場尻下、馬場尻東、馬場尻南、東馬場尻、西馬場尻、上目内沢、下目内沢、二双子、富田、富士見、北田中（以下を除く:字田中、村後北）。
交通
弘南バス小屋敷バス停より徒歩7分。
弘南鉄道黒石駅から約4km。
周辺
青森県道148号畑中竹鼻線
黒石運動公園
アクロスプラザ黒石
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