龍山康朗

龍山 康朗（たつやま やすあき）

1966年10月19日、福岡県福岡市に生まれる。RKB毎日放送に所属するアナウンサーであり、同時に気象予報士、防災士の資格も持つ。現在はRKB報道制作センターアナウンス部の副部長を務める傍ら、RKBアナウンススクールの講師としても後進の指導にあたっている。また、日本野鳥の会福岡支部にも所属するなど、幅広い活動を展開している。

学歴と入社:
福岡県立福岡高等学校を卒業後、九州大学工学部航空工学科に進み、さらに大学院工学研究科応用力学専攻修士課程を修了した。1991年にRKB毎日放送に入社する。アナウンサーを志すきっかけとなったのは、大学時代に所属していた落語研究会での活動経験が大きい。元々『喋りの世界』への強い関心があり、これがアナウンサーという職業への道を開くことになった。

キャリアと専門分野:
入社以来、主に報道・情報番組を中心に、テレビとラジオの両方で長く活躍を続けている。特に気象分野に造詣が深く、気象予報士の資格を取得。日々の天気予報から、災害時の重要な気象情報まで、視聴者・リスナーに分かりやすく正確に伝える役割を担ってきた。また、防災士の資格も取得しており、災害リスクに関する啓発活動や、緊急時の適切な情報提供にも貢献している。

2005年3月に発生した福岡県西方沖地震の際には、RKBの当直アナウンサーとして、長時間にわたり地震関連のニュースを担当。ローカル放送のみならず、全国向けの放送においても、冷静かつ的確な状況報告を行った。

主な担当番組:
長年のキャリアの中で、様々なテレビ・ラジオ番組に出演している。

現在出演している番組:
テレビ: タダイマ!（水曜日から金曜日）
ラジオ: 電リクじゃんけん

過去に出演していた主な番組:
テレビ: RKBニュースワイド（天気コーナー）、えなりかずき!そらナビ（不定期で生中継レポーター）、今日感テレビ（「お天気ナビ」「ヤン坊マー坊天気予報」など。特にヤン坊マー坊天気予報ではユニークなオヤジギャグを披露し、共演者を和ませる一方、後輩の池尻和佳子アナウンサーをたびたび困惑させたエピソードもある）、今日感NEWS（平日昼など不定期）、今日感モーニング（月曜サブMC）、まちプリ（火曜担当）
ラジオ: 龍山康朗と荒木美帆のおちゃまぜHot Wave、安藤豊オトナの学校（「オトナの科学」コーナー）、門馬良 今日も気分上々（「上々コラム」金曜）、開店! ウメ子食堂（「聴いてよ大将!」金曜）、ライフサポーター あなたを守る防災ラジオ（特別番組）

著作:
毎日新聞西部本社版に連載していたコラムをまとめた単行本「たっちんの気象転結」（梓書院刊、2005年）を出版している。この著書は、気象キャスターとして親しまれている森田正光氏からも推薦を受けている。

アナウンサーとしての表現力、気象予報士としての専門知識、そして防災士としての社会貢献への意識を併せ持ち、福岡の地域情報発信において重要な役割を担っている。

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