1418年について
1418
年は
西暦(
ユリウス暦)による平
年であり、各国において様々な歴史的出来事が起こりました。日本ではこの
年に重要な事件がいくつか発生し、また多くの著名な人物が誕生し、他の国々でも重要な出来事が記録されています。
この
年の
干支は
戊戌で、日本では
応永25
年にあたります。皇紀では2078
年、中国では
明の永楽16
年、朝鮮の李氏朝鮮では太宗18
年、ベトナムでは范玉の永寧2
年、
仏滅紀元では1960
年から1961
年、イスラム暦では820
年から821
年、
ユダヤ暦では5178
年から5179
年になっています。
日本における出来事
1418
年の日本では、
3月1日、
征夷大将軍の
足利義持が異母弟の足利義嗣を殺害するという衝撃的な事件が起こります。この事件は、室町幕府内部の権力闘争を象徴する出来事の一つです。また、
4月には
鎌倉公方の
足利持氏が武蔵南一揆を起こし、
新田氏と
岩松氏に討たせる命令を出しました。さらに、
6月には
大津の
馬借が
強訴を行うなどの社会的混乱も発生しました。
誕生した人物
1418
年には多くの著名な人物が誕生しました。特に、
2月26日には
デンマーク王、
ノルウェー王、
スウェーデン王となるクリストファ3世が生まれました。また、
7月7日にはブルターニュ公のピエール2世、
12月12日にはオーストリア大公アルブレヒト6世が誕生しました。他にも李氏朝鮮の王族である安平大君や
学者の成三問、
守護の富樫泰高などもこの
年に生まれています。
死去した人物
この
年には多くの著名人がこの世を去りました。
2月9日には
関東管領の
上杉憲基、
3月1日には
武将の足利義嗣が亡くなりました。また、
4月1日には
大友氏の第10代当主である
大友親世が、
6月2日にはカスティーリャ王の王妃カタリナ・デ・ランカステルが亡くなるなど、歴史に名を刻んだ人物たちの死去が続きました。さらに、
11月25日には第2代サマセット伯のヘンリー・ボーフォート、
12月14日には
公卿の一条経嗣が亡くなりました。
まとめ
1418
年は、さまざまな歴史的出来事や著名人の誕生・死去があった特別な
年でした。日本、中国、朝鮮など、多くの国で重要な出来事が記録されており、後の歴史に大きな影響を与えました。