1960年ローマオリンピックの日本選手団

1960年ローマオリンピックの日本選手団

1960年にイタリアのローマで開催されたオリンピックに出場した日本選手団について詳しく紹介します。この大会では、日本は男女合わせて219名、選手167名と役員52名が参加しました。主将は糸山隆司、旗手は小野喬が務めました。結団式は1960年7月30日、解団式は9月22日に行われました。

メダル獲得者

日本選手団は多くのメダルを獲得しました。以下、獲得したメダルの種類と選手名を列挙します。

金メダル

• - 竹本正男・小野喬・相原信行・遠藤幸雄・三栗崇・鶴見修治（体操男子団体）
• - 小野喬（体操男子跳馬）
• - 小野喬（体操男子鉄棒）
• - 相原信行（体操男子徒手）

銀メダル

• - 山中毅（競泳男子400m自由形）
• - 大崎剛彦（競泳男子200m平泳ぎ）
• - 福井誠・石井宏・山中毅・藤本達夫（競泳男子4×200mリレー）
• - 三宅義信（ウエイトリフティング男子バンタム級）
• - 松原正之（レスリングフリースタイル男子フライ級）
• - 小野喬（体操男子個人総合）
• - 竹本正男（体操男子鉄棒）

銅メダル

• - 田中聡子（競泳女子100m背泳ぎ）
• - 富田一雄・開田幸一・大崎剛彦・清水啓吾（競泳男子4×100mメドレーリレー）
• - 小野喬（体操男子平行棒）
• - 鶴見修治（体操男子あん馬）
• - 小野喬（体操男子つり輪）
• - 田辺清（ボクシング男子フライ級）
• - 吉川貴久（射撃男子フリーピストル）

競技結果

陸上競技

日本陸上選手団の成績は以下の通りです。

• - 男子200m・400mは予選落ち。
• - 男子ハンマー投では岡本登が13位の成績を収めました。
• - 男子マラソンでは広島庫夫が31位。

水泳競技

水泳では、男子400m自由形で山中毅が銀メダルを獲得しました。また、田中聡子は女子100m背泳ぎで銅メダルに輝きました。

体操

体操部門では、小野喬選手が個人総合で銀メダルを獲得し、男子団体総合でも金メダルに輝きました。

レスリングとボクシング

レスリング団体は松原正之がフリースタイル・フライ級で銀メダルを獲得した他、多くの選手が健闘しました。特にボクシングでは田辺清が銅メダルを獲得しました。

その他の競技

競技はこれだけにとどまらず、多様なスポーツが行われました。日本の選手団は全体的に活躍し、オリンピックでの存在感を示しました。

このローマオリンピックは、日本のスポーツにおける重要な節目とされ、多くの選手が世界の舞台でその実力を証明しました。今後もこれらの成果が次の世代に引き継がれることが期待されます。

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