2015年アジア卓球選手権は、
国際卓球連盟(ITTF)の認可のもと、アジア卓球連合(ATTU)が主催する第22回大会として、
2015年9月26日から10月3日までタイの
パッタヤーにあるイースタン・ナショナル・スポーツトレーニングセンター(パタヤスポーツスタジアム)で開催されました。この大会は、ITTF公認
レイティング3、ボーナス3という重要な位置づけであり、アジア各国のトップ選手たちが集結し、熱戦を繰り広げました。
大会結果
日本代表選手団
日本からは、総監督に星野一朗、男子監督に
倉嶋洋介、女子監督に村上恭和という強力な指導陣のもと、以下の選手たちが代表として選出されました。
男子代表:丹羽孝希(12位)、吉村真晴(18位)、大島祐哉(22位)、森薗政崇(24位)、村松雄斗(28位)
女子代表:
福原愛(6位)、
伊藤美誠(10位)、
平野美宇(17位)、若宮三紗子(41位)、田代早紀(124位)
※カッコ内は当時の世界ランキング
種目別成績
日本代表は、今大会で複数のメダルを獲得する活躍を見せました。以下に各種目の成績をまとめます。
男子シングルス
大島祐哉:4回戦敗退
丹羽孝希:3回戦敗退
吉村真晴:3回戦敗退
森薗政崇:3回戦敗退
村松雄斗:3回戦敗退
女子シングルス
福原愛:ベスト8
伊藤美誠:ベスト8
平野美宇:4回戦敗退
田代早紀:3回戦敗退
若宮三紗子:2回戦敗退
男子ダブルス
大島祐哉/森薗政崇:銅メダル
丹羽孝希/
吉村真晴:
銅メダル
女子ダブルス
平野美宇/伊藤美誠:銀メダル
福原愛/若宮三紗子:ベスト8
混合ダブルス
大島祐哉/若宮三紗子:銅メダル
森薗政崇/
伊藤美誠:ベスト8
男子団体
丹羽孝希、吉村真晴、大島祐哉、森薗政崇、村松雄斗:銀メダル
女子団体
福原愛、
伊藤美誠、
平野美宇、若宮三紗子、田代早紀:
銀メダル
日本代表は、男子団体と女子団体で銀メダルを獲得するなど、団体戦での強さを見せました。また、ダブルス種目でも複数のメダルを獲得し、層の厚さを示しました。シングルスでは上位進出を阻まれたものの、各選手が健闘し、今後の成長に期待が持てる結果となりました。
この大会を通じて、アジア卓球界のレベルの高さを改めて認識するとともに、日本代表の今後の活躍がますます楽しみになる大会となりました。