AQUOS CRYSTAL X

AQUOS CRYSTAL X（アクオス クリスタル エックス）は、シャープが開発し、ソフトバンクモバイルから発売されたAndroidスマートフォンです。ソフトバンクの「SoftBank スマートフォン」シリーズの一つとして、高速データ通信規格であるHybrid 4G LTEに対応しています。

この機種は、AQUOS CRYSTALの上位モデルという位置づけで、OSにはAndroid 4.4が採用されています。モデル番号は402SHです。AQUOS CRYSTALと比較して、より高性能なCPUを搭載し、ワンセグやおサイフケータイといった日本独自の機能に対応している点が大きな特徴です。具体的には、AQUOS CRYSTALがSnapdragon 400を採用しているのに対し、AQUOS CRYSTAL XはSnapdragon 801を搭載しており、より高い処理能力を実現しています。

しかし、AQUOS CRYSTAL Xは、すべての面で上位機種というわけではありません。赤外線通信やフルセグ放送の受信には対応しておらず、防水・防塵性能も搭載されていません。同じCPUを搭載するAQUOS Xx 304SHと比較すると、スペックダウンしている部分もあります。ただし、VoLTEには対応しており、高音質な通話が可能です。

この機種は、ワイモバイルブランドからも「AQUOS CRYSTAL Y」としてリメイクされ、2015年7月に販売されました。AQUOS CRYSTAL Yは、AQUOS CRYSTAL Xと同じ「402SH」という機種番号を使用しているため、SIMロック解除の対象外とされています。これは、2015年5月1日以降に発売された機種には該当しないためです。

搭載アプリとその他機能

AQUOS CRYSTAL Xには、Android標準のアプリに加え、ソフトバンクやシャープ独自のアプリがプリインストールされています。詳細なアプリの一覧や機能については、公式情報をご確認ください。

歴史

2014年8月18日：ソフトバンクモバイルより発表。
2014年12月13日：予約受付開始。
2014年12月19日：発売開始。
2015年7月9日：ワイモバイルよりAQUOS CRYSTAL Yとして発表・発売開始。
2015年12月：公式サイトと販売カタログから削除され、販売終了。

関連情報

シャープ: AQUOS CRYSTAL Xの開発メーカー。
シャープ製スマートフォン: シャープが製造するスマートフォン全般。
AQUOS Xx 304SH: 同じCPUを搭載したソフトバンク向けのAQUOS。ただし、赤外線通信や防水機能に対応している。
AQUOS CRYSTAL 305SH: AQUOS CRYSTAL Xの下位モデル。
AQUOS ZETA SH-01G: 同時期に発売されたドコモ向けAQUOS。同じCPUを搭載し、IGZO液晶、赤外線通信、フルセグ受信、防水に対応している。

外部リンク

AQUOS CRYSTAL X | SoftBank スマートフォン | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク
主な特長｜AQUOS CRYSTAL X｜SoftBank製品ラインアップ ：SHSHOW - 2014年8月21日アーカイブ'>[ウェイバックマシン]
* 主な特長｜AQUOS CRYSTAL Y｜Y!mobile製品ラインアップ ：SHSHOW - 2015年7月12日アーカイブ'>[ウェイバックマシン]

この情報は、AQUOS CRYSTAL Xに関する基本的な情報をまとめたものです。より詳しい情報は、各公式サイトや関連情報を参照してください。

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