B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-

B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- について

『B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』は、日本の音楽ユニットB'zが2018年に開催したデビュー30周年記念ツアーの模様を収録した映像作品です。DVDとBlu-ray Discで発売され、千秋楽である味の素スタジアム公演の模様が完全収録されています。また、この作品にはツアーのドキュメンタリー映像や、日替わりで演奏された楽曲、さらに初CD化となるツアータイトル曲「HINOTORI」も収録されています。

概要

2018年7月7日から9月22日にかけて行われたこのツアーは、5年ぶりのPleasureツアーとしてファンからの期待も非常に高いものでした。本作には、9月22日の味の素スタジアムでの千秋楽公演の模様が、新たな編集を加えて収録されています。また、ツアードキュメンタリー「TOUR DOCUMENTARY -Road to 20180921-」では、ツアーの舞台裏やリハーサルの様子、さらには楽曲制作の過程なども見ることができます。千秋楽公演はWOWOWで放送もされましたが、本作では異なる編集が施されています。B'zのライブがテレビ番組として放送されたのはこれが初となります。

映像作品には、日替わりで演奏された6曲に加え、ツアータイトル曲「HINOTORI」が初CD化として収録されています。ただし、「ZERO」は本作には未収録となっています。付属のブックレットには「HINOTORI」の歌詞のみが掲載されており、その他の楽曲の歌詞は掲載されていません。

この映像作品は、オリコン映像ランキングでDVDが4.5万枚、Blu-rayが7.1万枚の初動売上を記録し、総合ランキングで共に首位を獲得しました。

収録内容

TOUR FINAL at AJINOMOTO STADIUM

この映像作品には、以下の楽曲が収録されています。

1. ultra soul
- 「HINOTORI」のイントロで30年間のライブ映像が流れ、その後に演奏されました。
2. BLOWIN'
- 「ultra soul」からブレイクなしで演奏されました。
3. ミエナイチカラ ～INVISIBLE ONE～
- 約6年ぶりの演奏で、Pleasureツアーでの演奏は約18年ぶりでした。
4. 裸足の女神
- 過去のライブ映像とシンクロした映像が流れ、松本が過去のライブで使用していたギターを使用しました。エンディングではシェーンのドラムソロから次の曲へ繋がります。
5. Wonderful Opportunity
- 約10年ぶりの演奏で、Pleasureツアーでの演奏は約15年ぶり。サビの振り付けでは、過去の稲葉自身のダンス映像とシンクロする演出がありました。
6. 光芒
- 約10年ぶりの演奏で、Pleasureツアーでは初演奏でした。
7. 月光
- 約5年ぶりの演奏でした。
8. 恋心(KOI-GOKORO)
- 約5年ぶりの演奏で、稲葉による振り付けのレクチャーから始まりました。過去のライブで使用されたバボットが登場する演出がありました。
9. OH! GIRL
- 約5年ぶりの演奏でした。
10. イチブトゼンブ
- イントロのSEが音源よりも長くなっており、過去のツアーと同じアレンジで演奏されました。
11. ねがい
- 増田のキーボードソロから始まり、アルバムバージョンとシングルバージョンをミックスしたアレンジで演奏されました。
12. ALONE
- 約5年ぶりの演奏。メンバー紹介の後、松本と増田による「When You Wish upon a Star」の演奏から始まりました。稲葉がピアノを演奏する演出は、過去のツアーの再現です。

• - ここでDVDはDisc1が終了

13. LOVE PHANTOM
- 約5年ぶりの演奏。演奏中の稲葉の衣装替えや高所からのダイブ、松本のギターからレーザー光線が発射される演出は、過去のツアーの再現です。
14. HINOTORI
- 新曲で、本ツアーが初演奏。本来は独立した曲ですが、「LOVE PHANTOM」の曲中に挟む形で演奏されました。ステージセットの「FIREBIRD」が稼働する演出がありました。
15. Real Thing Shakes
- 約12年ぶりの演奏で、Pleasureツアーでは約15年ぶりでした。過去のライブのオープニング映像が流れ、その途中から楽曲が始まるという演出がありました。
16. juice
- 過去のライブでも登場した巨大なjuice缶バルーンが客席に落ちてくる演出がありました。前曲から続けての演奏のため、イントロの冒頭部分がカットされています。間奏では、「NATIVE DANCE」と「太陽のKomachi Angel」のフレーズが引用されました。
17. BAD COMMUNICATION
- 約5年ぶりの演奏でした。
18. Pleasure 2018 〜人生の快楽〜
- 本編ラストナンバーで、稲葉による「Pleasure」についてのMCから演奏が始まりました。イントロと同時に花火が打ち上げられ、歌詞が一部変更されました。


アンコール

19. Brotherhood
- 約7年ぶりの演奏で、Pleasureツアーでは約10年ぶりでした。アリーナ席後方に設置されたサブステージに移動して演奏され、曲の終盤でメインステージに戻りながら、稲葉が歌詞への思いを語りました。
20. ギリギリchop
- 稲葉が吊り下げられた紐を引くと幕が下り、ステージ後方と左右の花道にエキストラが登場する演出は、過去のライブの再現でした。また、客席最前列で待機していたスタッフが横断幕を広げるサプライズがありました。
21. RUN
- 約5年ぶりの演奏で、イントロと同時に銀テープが発射されました。エンドロールでは、客出し曲「いつかまたここで」をBGMに、過去のライブ映像やサポートメンバー、ツアー各会場のドキュメント風映像が流れました。

TOUR DOCUMENTARY -Road to 20180921-

• - このドキュメンタリー映像には、千秋楽公演以外の日の演奏映像が6曲収録されています。2017年から2018年にかけて開催されたツアー「B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”」の千秋楽で、30周年のPleasureツアー開催を発表した瞬間の映像や、「HINOTORI」の制作の様子、ライブ合宿、各公演の様子などが収録されています。

• - 収録楽曲

- love me, I love you (NISSAN STADIUM 20180805)
- もう一度キスしたかった (EHIMEKEN BUDOUKAN 20180811)
- Calling (EHIMEKEN BUDOUKAN 20180811)
- OCEAN (EHIMEKEN BUDOUKAN 20180812)
- TIME (AJINOMOTO STADIUM 20180921)
- 愛のバクダン (AJINOMOTO STADIUM 20180921)


CD

• - HINOTORI

- ツアータイトル曲で、本作が初音源化となります。「LOVE PHANTOM」の続編として制作されました。楽曲の存在はツアー前から示唆されており、譜面と歌詞の一部が展示されていました。

メンバー

松本孝弘：ギター、プロデュース
稲葉浩志：ボーカル

サポートメンバー

増田隆宣：キーボード
シェーン・ガラース：ドラム
バリー・スパークス：ベース
大賀好修：ギター


この作品は、B'zの30年の歴史と、ライブパフォーマンスの進化を体感できる、ファン必見の映像作品です。

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