Case of HIMURO
氷室京介の4作目のベスト・アルバム『Case of HIMURO』は、2003年3月19日に東芝EMI（Capitol Records）からリリースされました。ポリドール・レコードからの移籍後初のアルバムであり、前作『Ballad〜La Pluie』以来約1年半ぶり、オリジナル作品を含めると『beat haze odyssey』以来約2年5ヶ月ぶりのリリースとなりました。ソロ活動15周年を記念する作品として、彼の音楽的な軌跡を辿る重要な一枚となっています。
アルバムには、ソロデビュー曲「ANGEL」（1988年）から8枚目のアルバム『MELLOW』（2000年）までの12年間のシングルおよびアルバム収録曲に加え、BOØWY時代の「ハイウェイに乗る前に」（1985年）、「CLOUDY HEART」（1985年）、「わがままジュリエット」（1986年）のセルフカバー、そしてソロ曲「ANGEL」のセルフカバー「ANGEL2003」が収録されています。マスタリングは、アメリカのマーカソン・マスタリングでスティーブン・マーカソンが担当しました。
オリコンアルバムチャートでは最高7位を獲得し、20万枚を超えるセールスを記録、日本レコード協会からゴールド認定を受けています。
背景
9枚目のオリジナル・アルバム『Beat haze odyssey』（2000年）リリース後、氷室はコンサートツアー「KYOSUKE HIMURO TOUR 2000 "BEAT HAZE ODYSSEY"」を21都市36公演開催しました。2001年には初のバラード・ベスト・アルバム『Ballad〜La Pluie』をリリースしましたが、それ以外は目立った活動はありませんでした。2002年10月、氷室はポリドール・レコードから東芝EMIへ移籍。ディレクターの子安次郎が氷室のロサンゼルスの自宅を訪れ、過去数年間の出来事や音楽業界の状況を語る中で、氷室から15周年記念として過去作品の集大成をリリースしたいという要望があり、本作のリリースが決定しました。
構成
本作には、数多くのシングルおよびアルバムから選曲されています。ただし、「MISTY〜微妙に〜」など一部のシングルやアルバム『Beat haze odyssey』の収録曲は収録されていません。新録曲は全てロサンゼルスでレコーディングされました。「ANGEL2003」について子安は、ライブでの進化や音楽情勢の変化を踏まえ、氷室が新たな要素を取り入れたいと考えていたのではないかと推測しています。また、「ANGEL2003」のレコーディングでは、15年前のオリジナルを超えるボーカルを録るのに苦労したというエピソードも残っています。
収録曲について
DISC 1には、「ANGEL」、「LOVE & GAME」、「ROXY」、「DEAR ALGERNON」、「ALISON」、「SUMMER GAME」、「COOL」、「CALLING」、「JEALOUSY」、「CRIME OF LOVE」、「WILD AT NIGHT」、「LOVER'S DAY」、「MOON」、「URBAN DANCE」、「MEMORIES OF BLUE」、「RAINY BLUE」、「KISS ME」が収録されています。
DISC 2には、「VIRGIN BEAT」、「SHAKE THE FAKE」、「PLEASURE SKIN」、「STAY」、「SQUALL」、「WALTZ」、「魂を抱いてくれ」、「NATIVE STRANGER」、「NO MORE FICTION」、「HEAT」、「SILENT BLUE」、「DIAMOND DUST」、「JULIET」、「TO THE HIGHWAY」、「ANGEL2003」、「CLOUDY HEART」（初回盤のみ）が収録されています。
リリース、批評、チャート成績
本作は2003年3月19日に2枚組CDでリリースされ、通常盤も特殊な紙ジャケット仕様となっています。初回限定盤には「CLOUDY HEART」の新録バージョンが収録され、話題を呼びました。『CDジャーナル』では、各楽曲について肯定的な評価がなされ、アルバム全体についても「BOØWY時代の名曲を特別に録音し直した音源も含む決定盤」と絶賛されています。
オリコンアルバムチャートでは最高7位、売上枚数は21.4万枚を記録しました。
ツアー
アルバムを受けてのコンサートツアーは開催されませんでしたが、2003年7月20日には1日限りのライブ「15th Anniversary Special LIVE Case of HIMURO」が開催され、約3万5千人を動員しました。このライブの模様は、後にライブ・ビデオとしてリリースされています。
アルバムには、ソロデビュー曲「ANGEL」（1988年）から8枚目のアルバム『MELLOW』（2000年）までの12年間のシングルおよびアルバム収録曲に加え、BOØWY時代の「ハイウェイに乗る前に」（1985年）、「CLOUDY HEART」（1985年）、「わがままジュリエット」（1986年）のセルフカバー、そしてソロ曲「ANGEL」のセルフカバー「ANGEL2003」が収録されています。マスタリングは、アメリカのマーカソン・マスタリングでスティーブン・マーカソンが担当しました。
オリコンアルバムチャートでは最高7位を獲得し、20万枚を超えるセールスを記録、日本レコード協会からゴールド認定を受けています。
背景
9枚目のオリジナル・アルバム『Beat haze odyssey』（2000年）リリース後、氷室はコンサートツアー「KYOSUKE HIMURO TOUR 2000 "BEAT HAZE ODYSSEY"」を21都市36公演開催しました。2001年には初のバラード・ベスト・アルバム『Ballad〜La Pluie』をリリースしましたが、それ以外は目立った活動はありませんでした。2002年10月、氷室はポリドール・レコードから東芝EMIへ移籍。ディレクターの子安次郎が氷室のロサンゼルスの自宅を訪れ、過去数年間の出来事や音楽業界の状況を語る中で、氷室から15周年記念として過去作品の集大成をリリースしたいという要望があり、本作のリリースが決定しました。
構成
本作には、数多くのシングルおよびアルバムから選曲されています。ただし、「MISTY〜微妙に〜」など一部のシングルやアルバム『Beat haze odyssey』の収録曲は収録されていません。新録曲は全てロサンゼルスでレコーディングされました。「ANGEL2003」について子安は、ライブでの進化や音楽情勢の変化を踏まえ、氷室が新たな要素を取り入れたいと考えていたのではないかと推測しています。また、「ANGEL2003」のレコーディングでは、15年前のオリジナルを超えるボーカルを録るのに苦労したというエピソードも残っています。
収録曲について
DISC 1には、「ANGEL」、「LOVE & GAME」、「ROXY」、「DEAR ALGERNON」、「ALISON」、「SUMMER GAME」、「COOL」、「CALLING」、「JEALOUSY」、「CRIME OF LOVE」、「WILD AT NIGHT」、「LOVER'S DAY」、「MOON」、「URBAN DANCE」、「MEMORIES OF BLUE」、「RAINY BLUE」、「KISS ME」が収録されています。
DISC 2には、「VIRGIN BEAT」、「SHAKE THE FAKE」、「PLEASURE SKIN」、「STAY」、「SQUALL」、「WALTZ」、「魂を抱いてくれ」、「NATIVE STRANGER」、「NO MORE FICTION」、「HEAT」、「SILENT BLUE」、「DIAMOND DUST」、「JULIET」、「TO THE HIGHWAY」、「ANGEL2003」、「CLOUDY HEART」（初回盤のみ）が収録されています。
リリース、批評、チャート成績
本作は2003年3月19日に2枚組CDでリリースされ、通常盤も特殊な紙ジャケット仕様となっています。初回限定盤には「CLOUDY HEART」の新録バージョンが収録され、話題を呼びました。『CDジャーナル』では、各楽曲について肯定的な評価がなされ、アルバム全体についても「BOØWY時代の名曲を特別に録音し直した音源も含む決定盤」と絶賛されています。
オリコンアルバムチャートでは最高7位、売上枚数は21.4万枚を記録しました。
ツアー
アルバムを受けてのコンサートツアーは開催されませんでしたが、2003年7月20日には1日限りのライブ「15th Anniversary Special LIVE Case of HIMURO」が開催され、約3万5千人を動員しました。このライブの模様は、後にライブ・ビデオとしてリリースされています。
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