F506i

「ムーバ F506i」は、[富士通]]によって開発されたNTTドコモの携帯電話][[端末です。2003年夏モデルとして登場した「F505i」をベースに、機能強化が図られたモデルであり、506iシリーズにおける富士通製端末の最終作となりました。

主な特徴

カメラ性能の向上: カメラの画素数が、前モデル「F505i」「F505iGPS」の約124万画素から大幅に向上し、約204万画素にスペックアップしました。これにより、より高精細な写真撮影が可能になりました。
ディスプレイの大型化: メインディスプレイのサイズが、従来の2.2インチから2.4インチに拡大されました。これにより、視認性が向上し、より快適にコンテンツを楽しめるようになりました。
指紋認証機能の進化: 「F505i」で初めて搭載された指紋認証機能がさらに改良され、「スライド式指紋センサー」が採用されました。指紋読み取り部分は、従来の縦7mm×幅7mmから縦30mm×幅10mmに拡大され、指をスライドさせることでスムーズな認証が可能になりました。これにより、セキュリティ面が強化され、利便性が向上しました。
GPS機能の非搭載: 前モデル「F505iGPS」で搭載されていたGPS機能は、本機では非搭載となっています。

歴史

2004年4月27日: 「N506i」「D506i」と同時に、NTTドコモから発表されました。
2004年5月19日: 発売が開始されました。
2012年3月31日: movaサービスの終了に伴い、本端末の使用もこの日限りとなりました。

関連機種

F505i
F505iGPS
F900i
F700i

外部リンク

F506i 富士通

このように、「ムーバ F506i」は、カメラ性能の向上、ディスプレイの大型化、指紋認証機能の進化を遂げた、当時としては高性能な携帯電話端末でした。movaサービス終了とともに利用はできなくなりましたが、その先進的な機能は、当時の携帯電話技術の進化を物語る存在として記憶されています。

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