FMはしもと

FMはしもとについて

FMはしもと株式会社は、和歌山県橋本市、伊都郡九度山町、かつらぎ町、高野町の一部地域を対象とするコミュニティ放送局です。愛称「FMはしもと」として、地域に根ざした情報発信を行っています。

概要

2013年4月1日に開局。全国で268局目、近畿管内では38局目、和歌山県内では5局目のコミュニティ放送局です。

開局の背景には、取締役会長である向井嘉久藏氏の長年の構想がありました。向井氏は、和歌山県全域ではなく橋本市周辺に特化した情報発信基地を設けることで、地域住民に身近な情報を提供し、地域振興と公共福祉の向上に貢献したいと考えていました。また、災害時には防災・緊急放送を行うことで、地域の安全をサポートしたいという思いもありました。

橋本高等学校の創立百年記念式典でこの構想を話したところ、出資者が現れ、株式会社設立に至りました。運営は向井嘉久藏氏の義娘である向井景子氏が代表取締役社長として担っています。

向井嘉久藏氏ら5人と渋谷区のHM興産は、マスメディア集中排除原則にいう支配関係にあります。

本社とスタジオは、橋本市東家の向井米穀店と同じ敷地内にあります。

放送の特徴

FMはしもとの放送は、インターネットサイマルラジオを通じて全国で聴取可能です。地域住民や近隣の高校生がパーソナリティとして番組に参加しており、地域に密着した情報や音楽を発信しています。

また、橋本市および九度山町とは「災害時における放送要請等に関する協定書」を締結しており、災害時には迅速な情報提供が可能な体制を整えています。

沿革

2012年
1月23日 - FMはしもと設立趣旨書を提出
10月2日 - FMはしもと株式会社設立
2013年
2月26日 - 特定地上基幹放送局の予備免許取得
3月4日 - 試験電波発射開始
3月28日 - 特定地上基幹放送局の免許取得
3月31日 - 開局プレイベントを開催
4月1日 - 開局、放送開始
4月18日 - 日本コミュニティ放送協会に加盟
6月1日 - SimulRadioによるインターネット配信開始
2014年
5月21日 - 橋本市と災害時における放送要請等に関する協定書を締結
11月25日 - 九度山町と災害時における放送要請等に関する協定書を締結
2016年
1月22日 - 中継局の予備免許取得
3月3日 - 中継局の免許取得
2020年
4月2日 - インターネット配信をJCBAインターネットサイマルラジオに変更

主な番組

FMはしもとでは、地域情報、音楽、エンターテイメントなど、様々なジャンルの番組を放送しています。

こちら放送部です（月曜 - 木曜 7:00 - 7:44）
ひまわり文庫（金曜 7:00 - 7:44）
はしもとワイドモーニング（月曜 - 金曜 8:00 - 8:44、9:00 - 9:44）
ラジオdeブランチ（月曜 - 金曜 10:00 - 12:59）
橋本ティーブレイク（月曜 - 金曜 13:00 - 14:59）
夕焼けワイド（月曜 - 金曜 17:00 - 18:29）

その他多数の番組が放送されています。詳細はFMはしもとのウェブサイトや番組表をご確認ください。

関連情報

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JCBAインターネットサイマルラジオ
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FMはしもとは、地域に密着したコミュニティ放送局として、これからも様々な情報発信を通じて地域社会に貢献していきます。

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