KYL22

DIGNO M KYL22（ディグノ エム ケーワイエル ニイニイ）

DIGNO M KYL22は、京セラが日本市場向けに開発したスマートフォンで、KDDIおよび沖縄セルラー電話のauブランドに属しています。この端末は第3世代および第3.5世代（CDMA 1X WIN）、また第3.9世代移動通信システム（au 4G LTE）に対応しています。

製品概要

DIGNO M KYL22はDIGNO S KYL21の後継モデルとして位置づけられており、新たにau 4G LTEに対応しています。また、このDIGNOシリーズにおいては初めてIEEE 802.11acに対応したため、高速な無線通信が可能です。この端末には、スマートソニックレシーバーが搭載されており、電話としての実用性が向上しています。

さらに、サイクル性能を強化するために、Qualcomm Snapdragon 800というクアッドコアプロセッサが採用されています。電池パックは2,600mAhで、バッテリー交換はユーザー自身では行うことができず、全国のauショップや一部地域を除くトヨタディーラー、大型家電店を通じて交換が可能です。

特徴

このスマートフォンは、5インチディスプレイと2,600mAh以上の電池容量を持ちながらも、国内のスマートフォンの中でトップクラスの軽量性を誇ります。耐久性と美しさを兼ね備えたデザインで、セラミックスと金属を組み合わせた「サーメット」という高硬度複合素材を使用しています。この素材は、傷が付きにくく、光沢感が持続する特性を持っています。また、背面右上部には大きめの電源キーが配置されており、片手での操作がスムーズに行えます。

音響技術に関しては、ドルビーデジタルプラスが搭載されており、クリアな音質で音楽を楽しむことができます。さらに、DLNA連携機能においては、DTCP-IPに加え、リモートアクセス機能を持つ専用NASに保存された映像やマルチメディアコンテンツを外出先でも視聴できるDTCP+にも対応しています。

ソフトウェア

DIGNO M KYL22にはプリインストールされたアプリケーションが多数用意されており、使い始めから便利に活用できます。また、PC向けのWebブラウザも標準搭載されており、携帯向けサイト（EZWeb）へのアクセスは他のスマートフォン同様に不可能です。安心セキュリティパックもフル対応していますので、セキュリティ面でも安心です。

沿革

この端末は2013年10月2日にKDDIと京セラから公式に発表され、10月30日には連邦通信委員会（FCC）の通過を受け、11月23日には全国で販売が開始されました。その後、2014年11月には関東、四国、九州を除く全ての地域で販売が終了しました。

関連項目

このスマートフォンに関する詳しい情報や関連項目には、京セラやDIGNO S KYL21（先代機種）などがあります。

関連リンク：

• - DIGNO M KYL22│スマートフォン│au
• - DIGNO M KYL22（京セラ）

DIGNO M KYL22は、さまざまな機能や性能を持ち合わせたスマートフォンとして、多くのユーザーにとって頼りにされる選択肢となることでしょう。

もう一度検索