M702iG

FOMA M702iGは、モトローラによって開発されたNTTドコモの第三世代携帯電話（FOMA）端末です。この機種は、702iシリーズの最終モデルとして発売されました。

概要

外部メモリーとしてmicroSDに対応しており、NTTドコモの発表では1GBまでとなっていますが、それ以上の容量も利用可能（自己責任）です。カメラは、メインカメラがCMOS約200万画素、テレビ電話用のサブカメラがCMOS約10万画素となっています。

国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応しており、UMTS (W-CDMA)・GPRS・GSMの各方式が利用可能な海外で利用できます。2007年に905iシリーズが登場するまでは、GPRS・GSMとFOMAプラスエリアの両方に対応した唯一のFOMA端末でした。

デザインは、世界で発売されているMotorola RAZR V3xをベースにしています。同じくRAZRシリーズのRAZR V3xxをベースとしたM702iSと比べると、約5mm厚く、ハードウェア面では若干高機能です。端末のボタンは青色に光るのが特徴で、ソフトウェア面ではM702iSと違いはありません。このため、詳細についてはM702iSも参照することが推奨されます。

iアプリは、「Gガイド番組表リモコン」「Hungry Fish」「OpeltOut」がプリセットされています。

2008年にモトローラの携帯電話事業が縮小されたため、この機種は同社が日本向けにリリースした最後の端末となりました。ただし、2011年にはau向けにスマートフォンを投入し、日本市場に再参入しています。

歴史

2006年7月4日: D702iF、M702iG、M702iS、N702iS、P702iD、SH702iSの開発が発表されました。
2006年8月11日: 技術基準適合証明 (TELEC) の審査を通過しました（証明記号: 001XYAA1254、001NYDA1706）。
2006年12月22日: M702iGが発売開始されました。

関連項目

Motorola RAZR V3
M702iS

外部リンク

モトローラ - M702iG

もう一度検索