D702i

FOMA D702iは、[三菱電機]]によって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話][[端末です。

概要

D702iは、FOMA 70*シリーズ初のストレート型端末として登場しました。FOMA全体で見ても、T2101V以来約4年ぶりのストレート型端末です。デザインは、一枚の岩をイメージした「モノリス」のようなシンプルさを追求しており、アンテナを内蔵することで突起をなくし、全体的に扁平な外観に仕上がっています。

カラーバリエーションは、METAL BLACK（メタルブラック）、SHINY WHITE（シャイニーホワイト）、SPARKLE BLUE（スパークルブルー）の3種類が用意されています。

特徴的な点として、ボタン部分が青色に光る点が挙げられます。メインディスプレイには2インチのTFT液晶（QVGA）を採用し、カメラはアウトカメラに131万画素のCMOSセンサー、インカメラに11万画素のCMOSセンサーを搭載しています。外部メモリーカードスロットは搭載されていません。オペレーティングシステムにはSymbian OSが採用されており、日本語入力システムとしてATOKとAPOTが搭載されています。

ストレート型端末はボタンが常に露出しているため、誤操作が起こりやすいという課題があります。そのため、D702iにはキーロック機能が搭載されています。メニューボタンの長押しでロック状態にできるほか、最後に操作してから一定時間経過すると自動的にロックされるようにタイマー設定することも可能です。

歴史

2006年1月4日、D702iは電気通信端末機器審査協会（JATE）による審査を通過し、認定を受けました（認定番号: A05-0556001）。

2006年1月17日には、F702iD、N702iD、SH702iD、D702i、P702iの開発が発表されました。

その後、2006年2月24日にD702iが発売開始され、2006年6月26日にはD702iをベースに開発された法人向けFOMA端末、D702iBCLが発売されました。

参考文献

• - 後藤祥子、ITmedia「「D702i」開発者インタビュー（前編）」ITmedia +D モバイル、2006年3月9日
• - 後藤祥子、ITmedia「「D702i」開発者インタビュー（後編）」ITmedia +D モバイル、2006年3月10日

関連項目

• - D701i
• - D702iBCL
• - D703i

外部リンク

• - NTTドコモ D702i サポート情報

もう一度検索