P503iS

mova P503iSは、かつて松下通信工業として知られたパナソニック モバイルコミュニケーションズが製造した、NTTドコモの第二世代携帯電話（mova）端末です。

概要

iアプリに対応した携帯電話として市場に投入されました。松下の50Xシリーズとしては初の折りたたみ型デザインを採用し、さらに同シリーズの折りたたみ型端末としては初めて背面ディスプレイが搭載されました。基本性能は先行モデルのP503iを踏襲していますが、iアプリの実行速度が2倍に向上し、保存可能な件数もP503iの7件から10件へと増加しました。また、液晶ディスプレイが若干大型化され、バッテリーの持続時間も改善され、P503iで見られたいくつかのバグも修正されています。

歴史

2000年10月23日：[テレコムエンジニアリングセンター]による技術基準適合証明を取得（技術基準適合証明番号WAA0096219～0096318）。
2000年12月11日：電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証を取得（設計認証番号A00-1284JP、J01-0355）。
2000年12月18日：TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号WAA0101）。
2001年3月7日：TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号WAA0111）。
2001年5月1日：NTTドコモより公式発表。
2001年5月8日：発売開始。
2003年1月6日：TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号01WAA1063）。
2012年3月31日：movaサービスの終了に伴い、本端末の使用もこの日をもって終了。

関連項目

P503i：本機種のベースとなったモデル。
P504i：後継機種の一つ。
P209iS：同時期に発売された別のモデル。
P211i：後継機種の一つ。

外部リンク

ドコモ，折りたたみ型の「P503iS」発表──5月8日発売 - ITmedia +D Mobile 2001年5月1日の記事。
ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P503iS - ケータイWatch 2001年5月11日の記事。

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