RIZIN LANDMARK 10

RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 大会レポート

2024年11月17日、愛知県名古屋市のポートメッセなごやにおいて、格闘技イベントRIZIN LANDMARK 10 in NAGOYAが開催されました。本大会は、RIZINにとってポートメッセなごや初開催という記念すべきイベントとなりました。

メインイベント：ケラモフの再起戦

大会のメインイベントでは、かつてRIZINフェザー級王者として君臨したヴガール・ケラモフ選手が、RIZIN LANDMARK 8で対戦予定だった摩嶋一整選手と激突しました。ケラモフ選手は、王座陥落後初の試合であり、その復帰戦に大きな注目が集まりました。試合はケラモフ選手が1Rわずか32秒でTKO勝利を収め、見事な復活劇を飾りました。

充実の全12試合

今大会では、メインイベント以外にも数々の注目カードが組まれました。オープニングファイトから本戦まで、計12試合が繰り広げられ、キックボクシングルール、MMA特別ルール、そしてメインとなるMMAルールと、様々なルールによる試合が観客を魅了しました。

各試合では、選手たちの高度な技術と激しい闘志がぶつかり合い、会場全体が熱気に包まれました。判定勝ち、TKO勝ち、一本勝ちと、様々な決着方法で試合が展開され、観客は手に汗握る展開に酔いしれました。

特に注目を集めた試合としては、アラン“ヒロ”ヤマニハ選手のリアネイキッドチョークによる一本勝ち、スダリオ剛選手のTKO勝利などが挙げられます。また、浜崎朱加選手もアームロックで勝利し、その実力を見せつけました。

直前カード変更

大会直前には、2カードの変更がありました。ビクター・コレスニック選手と武田光司選手の試合は、コレスニック選手の緊急手術により中止となりました。また、イゴール・タナベ選手とマルコス・ヨシオ・ソウザ選手の試合も、ソウザ選手の右肋骨骨折により中止となりました。選手の健康状態を考慮したやむを得ない措置ではありましたが、楽しみにしているファンにとっては残念な結果となりました。

会場と大会の意義

RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYAは、RIZINが初めてポートメッセなごやで開催した大会です。新たな会場での開催は、RIZINの更なる発展と、格闘技イベントの普及に繋がる大きな一歩となりました。

名古屋という土地柄も相まって、多くの観客が会場に詰めかけ、熱狂的な雰囲気の中で大会は盛況のうちに幕を閉じました。この大会は、日本の格闘技シーンにおいて、新たな歴史を刻んだと言えるでしょう。

まとめ

RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYAは、ケラモフ選手の復活劇をはじめ、多くのドラマチックな試合展開と、新たな開催地という要素が組み合わさり、記憶に残る大会となりました。今後のRIZINの動向にも注目が集まります。

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