S007

S007 (SO007)

S007は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ（現：ソニーモバイルコミュニケーションズ）が日本国内向けに開発し、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話から発売されたCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。製造型番はSO007。

特徴

S007は、実質的にBRAVIA Phone U1とS002の後継機種にあたり、2軸折りたたみ式を採用しています。前機種からの進化として、高速データ通信が可能なWIN HIGH SPEED（CDMA2000 1x EV-DO MC-Rev.A）と無線LAN（Wi-Fi WIN）に対応しています。また、カメラ機能も強化され、S006と同等の1620万画素カメラを搭載しています。これにより、高画質の写真撮影が可能になりました。

デザイン面では、31灯のイルミネーションが特徴的です。キー操作時や着信時などに鮮やかに点灯し、多彩な色とパターンを組み合わせることで最大900種類のイルミネーション設定が可能です。初期状態では本体カラーに合わせたイルミネーションが設定されており、ユーザーは自分の好みに合わせてカスタマイズできます。

カラーバリエーションはS004とS005のデザインを元にしており、洗練された印象を与えます。

沿革

2011年5月17日：KDDIおよびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズより公式発表。
2011年7月8日：北海道、東北、中部、北陸、中国、四国、沖縄地区にて先行発売。
2011年7月9日：上記以外の地域で発売開始。
2012年3月：販売終了。
2012年7月22日：L800MHz帯（旧800MHz帯・CDMA Banclass 3）エリアでの音声・通信サービスが停波。以降はN800MHz帯（新800MHz帯・CDMA Bandclass 0 Subclass 2）エリアおよび2GHz帯（CDMA Bandclass 6）エリアの各音声・通信サービスを利用。
2014年6月30日：Wi-Fi WINサービス終了。

主な機能・サービス

高速データ通信 (WIN HIGH SPEED)
無線LAN (Wi-Fi WIN) ※サービス終了
1620万画素カメラ
31灯のイルミネーション
最大900種類のイルミネーション設定

関連項目

BRAVIA Phone U1(SOY02) - 先代の二軸型携帯
[S002] - 先代機種
[S005]
[S006]
[URBANO AFFARE] - 本機をベースとしたシニア向け携帯（ただし二軸型ではない）
北川景子 - 製品カタログイメージキャラクター

注

上記の情報は、発売当時のものであり、現在の状況とは異なる場合があります。

外部リンク

S007（au）
au S007 | ソニーモバイルコミュニケーションズ

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