SH-03G

ドコモ スマートフォン AQUOS ZETA SH-03Gは、シャープが開発し、NTTドコモから発売されたハイスペックなスマートフォンです。この機種は、ドコモの第3.9世代移動通信システム（Xi）と第3世代移動通信システム（FOMA）の両方に対応するデュアルモード端末であり、「ドコモ スマートフォン（第2期）」のラインナップの一つとして位置づけられています。

デザインとディスプレイ

SH-03Gは、前モデルであるSH-01Gの後継機種として登場しました。外観では、新たに開発されたカラーフィルターとバックライトを搭載したIGZO液晶ディスプレイが特徴的です。これにより、より鮮やかで美しい映像表現が可能になりました。また、側面には高級感のあるメタルフレームが採用され、耐久性とデザイン性を両立させています。下部には、前モデルから引き続き「グリップマジック」が搭載されており、片手での操作性が向上しています。さらに、イルミネーション機能も内蔵されており、着信時などに光で通知を行います。

独自機能

この機種には、シャープ独自の人工知能（AI）「ココロエンジン」をベースとした「エモパー（emopa）」が搭載されています。「エモパー」は、ユーザーの行動や状況を学習し、音声や画面表示を通じて様々な情報を提供するパーソナルアシスタント機能です。また、ロボット掃除機「ココロボ」をはじめとする同社の健康・環境家電製品との連携も可能です。

セキュリティと操作性

SH-03Gでは、新たに背面に指紋センサーが搭載されました。これにより、画面ロックの解除や個人認証を簡単かつ安全に行うことができます。指紋認証は、セキュリティ面での向上だけでなく、操作の利便性にも貢献しています。

キャッチコピー

SH-03Gのキャッチコピーは「美と知性、スタミナを備えたAQUOSの最高峰」です。この言葉が示すように、美しいデザイン、高度な機能、そしてスタミナ性能を兼ね備えた、当時のAQUOSシリーズにおけるフラッグシップモデルとして位置づけられています。

主な機能

• - 新開発のIGZO液晶ディスプレイ
• - メタルフレーム
• - グリップマジック
• - イルミネーション機能
• - エモパー（AIアシスタント）
• - 背面指紋センサー

歴史

• - 2015年5月13日：NTTドコモより公式発表、事前予約開始
• - 2015年5月28日：発売開始

アップデートと不具合

発売後、以下のアップデートが実施されました。

• - 2015年6月29日のアップデート

- Google Now ランチャー設定時に、まれに再起動する不具合を修正
- 特定のアプリで通知音設定が反映されない不具合を修正
- ビルド番号が01.00.00、01.00.02から01.00.04に変更

• - 2015年8月19日のアップデート

- Wi-Fiでの現在位置情報取得ができない場合がある不具合を修正
- ビルド番号が01.00.00、01.00.02、01.00.04から01.00.05に変更

関連機種

• - SH-01G：先代機種
• - AQUOS EVER SH-04G：兄弟機種（廉価版、PREMIUM 4G非対応）
• - AQUOS ケータイ SH-06G
• - AQUOS SERIE SHV32：au向け兄弟機種（IGZO液晶、赤外線通信対応）
• - AQUOS Xx 404SH：ソフトバンク向け兄弟機種（IGZO液晶、赤外線通信非搭載）

外部リンク

• - docomo AQUOS ZETA SH-03G | 製品 | NTTドコモ
• - 主な特長｜AQUOS ZETA SH-03G｜docomo製品ラインアップ ：SHSHOW (ウェイバックマシンによるアーカイブ)

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