SH009は、
シャープが開発し、
KDDIおよび
沖縄セルラー電話がauブランドで展開した
CDMA 1X WIN対応の携帯電話です。この機種は、
SH005の後継モデルとして、7色のカラーバリエーションで展開されました。
SH005と同様に、IPX5/7相当の防水性能を備えており、日常での水濡れを気にせず利用できる点が特徴です。
デザイン面では、
SH005から若干の仕様変更が加えられています。特に、別売りの卓上ホルダが用意されたことで、充電や普段使いの利便性が向上しました。これにより、より快適に利用できるようになっています。
SH009の大きな特徴の一つとして、文字入力システムの変更が挙げられます。
SH008以前の
シャープ製端末では、「ケータイShoin」が採用されていましたが、本機種からはi
Wnnが新たに搭載されました。これにより、入力の快適性や変換精度が向上し、よりスムーズな文字入力が可能になっています。
また、メール機能も大幅に強化されました。「スマート絵文字」や「スマートデコレーション」といった機能が追加され、メール作成時の表現力が豊かになりました。さらに、言葉の変換候補に絵文字やデコレーション絵文字が表示される「絵文字読み変換機能」も搭載され、より直感的で楽しいメールコミュニケーションが実現しています。
その他にも、撮影した画像をスムーズにブログへアップロードできる「簡単ブログアップ」機能も搭載されています。これにより、日々の出来事や旅行の思い出などを手軽にブログで共有することができます。
SH009には、便利な機能も多数搭載されています。例えば、FMトランスミッターを内蔵しているため、カーオーディオなどで手軽に音楽を楽しめます。また、
シャープ製のAQUOS Blu-rayレコーダーとの連携機能も搭載されており、録画した番組を携帯電話で楽しむことができます。これらの機能は、ユーザーのエンターテイメント体験をさらに豊かにしてくれます。
SH009は、防水性能、文字入力システムの変更、メール機能の強化、ブログ連携、FMトランスミッター、AQUOSレコーダー連携など、多彩な機能と使いやすさを両立させた携帯電話でした。これらの特徴により、幅広いユーザーに支持されました。
外部サイトへのリンク
SH009 (SHARP) - ウェイバックマシン(2010年10月21日アーカイブ分)
SH009(au by KDDI) -
ウェイバックマシン(
2010年10月21日アーカイブ分)