SINGLES Vol.2 (1983〜1988)

長渕剛の代表曲を網羅したベストアルバム『SINGLES Vol.2 (1983〜1988)』

1997年12月10日、東芝EMI／エキスプレスよりリリースされた長渕剛のベストアルバム『SINGLES Vol.2 (1983〜1988)』は、1983年から1988年までのシングル楽曲を完全網羅した2枚組作品です。2006年には24ビット・デジタル・リマスタリングが施され、改めてその魅力が再確認されました。

東芝EMI時代のシングル全曲を収録

本作には、長渕剛が東芝EMIに所属していた時期のシングル曲が、A面・B面問わず全て収録されています。ただし、「泣いてチンピラ」のB面に収録されていた「ろくなもんじゃねぇ（カラオケ）」は除かれています。当時を知るファンには、懐かしさを感じさせる、珠玉の選曲と言えるでしょう。楽曲の構成は、時代を反映したアレンジや、長渕剛自身の音楽性の進化が感じられる構成となっています。

数々のドラマ主題歌を含む代表曲の数々

収録されている楽曲は、長渕剛の代表曲ばかりです。その中には、数々のテレビドラマ主題歌も含まれています。例えば、TBS系ドラマ『家族ゲーム』のテーマソングである「GOOD-BYE青春」、同シリーズの続編『家族ゲームII』主題歌の「孤独なハート」、そして『親子ゲーム』の主題歌である「SUPER STAR」、そして『親子ジグザグ』の主題歌「ろくなもんじゃねえ」など、ドラマとともに記憶に残る名曲が多数収録されています。

ライブ音源も収録

アルバムには、スタジオ録音の音源だけでなく、ライブ音源も収録されています。「巡恋歌 ('85武道館ライブ)」や「勇次 ('87武道館ライブ)」は、当時のライブの熱気を伝える貴重な音源です。これらのライブ音源は、スタジオバージョンとはまた違った魅力があり、長渕剛の音楽表現の幅広さを感じさせてくれます。さらに、アルバム『NEVER CHANGE』に収録されている「STAY DREAM」のセルフカバーバージョンも収録されており、長渕剛の音楽遍歴を辿る上で、重要な要素となっています。

長渕剛の音楽遍歴を凝縮した一枚

『SINGLES Vol.2 (1983〜1988)』は、単なるベストアルバムという枠を超え、80年代の長渕剛の音楽的軌跡を辿れる、貴重な作品です。彼の代表曲の数々と、ドラマ主題歌として親しまれてきた楽曲が収録されているため、長年のファンはもちろん、初めて長渕剛の音楽に触れる人にも、強くおすすめできる一枚となっています。初期から代表曲まで網羅されているため、長渕剛の音楽的進化を体感できる、まさに決定版と言えるでしょう。

DISC-1収録楽曲例

恋人時代
Hurry Up
GOOD-BYE青春
-100°の冷たい街
孤独なハート
Welcome To My House
久しぶりに俺は泣いたんだ
巡恋歌 ('85武道館ライブ)
勇次
LONG LONG TIME AGO

DISC-2収録楽曲例

SUPER STAR
DON'T CRY MY LOVE
ろくなもんじゃねえ
勇次 ('87武道館ライブ)
泣いてチンピラ
PLEASE AGAIN (with Acoustic Piano)
乾杯
THANK YOU WOMAN
NEVER CHANGE
STAY DREAM (セルフカバーバージョン)

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