SO210i

「デジタル・ムーバ SO210i HYPER」は、ソニー（現ソニーモバイルコミュニケーションズ）が製造し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話（mova）端末です。

概要

SO207以来3年ぶりに登場したソニーの20Xシリーズ端末で、この機種からソニーの端末は「DoCoMo Byシリーズ」から「デジタル・ムーバ」シリーズへとブランド変更されました。

特徴として、折りたたみ型でありながら、わずか89gという軽量化を実現。当時の携帯電話としては非常に軽量で、持ち運びやすさが魅力でした。また、予測変換機能にはPOBoxが採用され、快適な文字入力が可能となっています。さらに、メール検索機能も搭載されており、過去のメールを容易に探し出すことができました。着信メロディは、当時人気のあったSO503iと同じ24和音に対応しており、多彩な音色を楽しむことができました。

主な機能

軽量設計: 89gという軽量な折りたたみ型デザイン。
予測変換POBox: 快適な文字入力をサポート。
メール検索機能: 過去のメールをスムーズに検索。
24和音着信メロディ: SO503iと同じ豊富な音色。

歴史

SO210i HYPERは、以下のスケジュールで開発・発売されました。

[2001年]]3月1日: テレコムエンジニアリングセンター]による[[技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号WAA0109）。
2001年3月6日: 電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証を取得（設計認証番号A01-0164JP、J01-0058）。
2001年10月3日: TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を追加取得（工事設計認証番号01WAA1001）。
2001年8月8日: F503iSとともにドコモから発表。
2001年8月14日: F503iSとともに発売開始。
2012年3月31日: movaサービス終了に伴い、本端末の使用もこの日限りで終了。

関連項目

SO211i

外部リンク

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ SO210i - ケータイWatch (2001年8月20日)

SO210i HYPERは、軽量で機能的な端末として、当時のユーザーに支持されました。movaサービスの終了とともにその役割を終えましたが、その革新的なデザインと機能は、携帯電話の歴史において重要な足跡を残しています。

もう一度検索