SOL22

Xperia UL SOL22（エクスペリア ユーエル エスオーエル ニーニー）

Xperia UL SOL22は、ソニーモバイルコミュニケーションズが日本国内向けに設計したスマートフォンで、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話で利用可能です。このモデルは、2013年に発売され、同年に進化を遂げた4G LTEに対応しているのが大きな特徴です。

概要

SOL22は、Xperiaシリーズの一環として位置づけられ、前モデルSOL21の後継となります。また、SO-02Eと兄弟機種にあたります。デザイン面ではXperia ZやZLを基本にしつつも、樹脂製のボディを採用することで軽量かつ耐久性を持たせています。製品名の「UL」は、英語の「Ultimate」を意味し、「究極の」というニュアンスを込めています。

特に注目すべきは、バッテリーが取り外し可能な点や、ワンセグアンテナが内蔵されていることです。裏蓋が取り外せるため、ユーザー自身が好みの色に変更できる楽しさも持ち合わせています。キャッチコピー「またひとつ究極が、近づく。」も、その魅力を表現しています。

仕様と機能

Xperia UL SOL22は、特にアプリが充実している点が特徴です。標準装備のPC向けWebブラウザを搭載しており、携帯向けサイトの閲覧も可能です。また、安心セキュリティパックに完全対応しているので、安全性も考慮されています。さらに、PlayStation Certifiedに準拠しており、Android 4.2へのアップデートを行うことで、DUALSHOCK 3コントローラーにも対応します。

歴史

Xperia UL SOL22は、2013年に連邦通信委員会（FCC）の認可を得たことをきっかけに、同年5月20日にKDDIとソニーモバイルから公式に発表されました。一斉発売は5月25日で、国内のスマートフォン市場に新たな風を吹き込みました。さらに、2013年12月にはAndroid 4.2.2へのバージョンアップが開始され、新機能が多数追加されました。

アップデートと不具合

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スマートフォンにおいては、定期的なソフトウェアのアップデートが重要です。SOL22では、2013年10月3日に行われたアップデートにより、Wi-Fi接続の安定性や充電LEDの不具合が改善されました。また、2013年12月のOSアップデートでは、ロック画面からの機能拡張やカメラのプレビュー表示、通信関連の改善が実施されました。

さらに、2015年8月にはBluetooth接続の不具合やアラーム解除画面の問題を解消するためのアップデートが行われ、ユーザー体験が向上しました。

競合モデル

Xperia ULは、同系列のXperia VL SOL21の後継機にあたりますが、さらに上位モデルのXperia Z1 SOL23があります。Z1はバッテリーが取り外せない点が主な違いで、一部の機能が洗練されています。また、NTTドコモ向けの兄弟機種として、Xperia Z SO-02EやXperia A SO-04Eも存在しており、それぞれ異なるニーズを満たしています。

まとめ

Xperia UL SOL22は、その多彩な機能やユーザーに優しい設計で、日本市場において強い支持を得てきました。独自のデザインや機能が盛り込まれたこのスマートフォンは、まさに「究極」の名に相応しい一台です。今後とも、アップデートを通じて性能向上が期待される製品です。

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