SUMMER SMILE

baseオールスターズ「SUMMER SMILE」：吉本新喜劇の夏の風物詩

2001年の夏、吉本興業のbaseよしもと所属芸人たちが参加したイベント『base JAPAN TOUR』において、限定シングル「SUMMER SMILE」が発売されました。この楽曲は、その後も2002年、2003年と続く夏のイベント『base SUMMER SMILE』で使用され続け、当時のbaseよしもとを象徴する一曲となりました。

多彩な芸人たちによる楽曲リレー

「SUMMER SMILE」の大きな特徴は、多くの芸人たちが歌唱に参加している点です。楽曲は、複数の芸人グループや個人にパートが分かれており、まるでリレー形式のような構成となっています。

まず、2001年の『base JAPAN TOUR』では、陣内智則、シャンプーハット、テンダラーとロザン、バッファロー吾郎、たむらけんじ、土肥ポン太、ハリガネロック、ランディーズ、ビッキーズ、キングコング、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、野性爆弾、フットボールアワー、次長課長、ザ・プラン9、サバンナ、ルート33、FUJIWARA、ケンドーコバヤシといった錚々たるメンバーが歌唱に参加しました。

しかし、このメンバー構成は年々変化していきます。2001年9月にbaseを卒業したたむらけんじに代わり、バッファロー吾郎と土肥ポン太が歌唱を担当。2002年4月にはハリガネロックがbaseを卒業し、『base SUMMER SMILE 2002』では次長課長がその役割を引き継ぎます。しかし、次長課長も2002年10月にbaseを卒業したため、『base SUMMER SMILE 2003』ではダイアンが担当するなど、イベントごとに歌唱メンバーが入れ替わるダイナミックな展開を見せました。さらに、2002年からは次長課長に代わり後藤秀樹が、ルート33の卒業後はテンダラーが担当するなど、変化に富んだ歌唱メンバーが楽曲に彩りを添えました。

2001年の『base JAPAN TOUR』後、ハリガネロック、たむらけんじ、ルート33は東京に進出し、2002年の『base SUMMER SMILE 02』後には次長課長も東京に進出したため、翌年のイベントからは歌唱メンバーから外れることとなりました。後藤秀樹は2014年秋に芸能界を引退しています。

参加メンバー一覧

FUJIWARA: 藤本敏史、原西孝幸

シャンプーハット: 小出水直樹、てつじ

陣内智則

バッファロー吾郎: 木村明浩、竹若元博

ハリガネロック: ユウキロック、大上邦博（2014年3月解散）

サバンナ: 高橋茂雄、八木真澄

ルート33: 堂土貴、増田裕之

たむらけんじ

テンダラー: 浜本広晃、白川悟実

次長課長: 河本準一、井上聡

ランディーズ: 高井俊彦、中川貴志（2017年6月解散発表）

野性爆弾: 川島邦裕、城野克弥

ケンドーコバヤシ

フットボールアワー: 後藤輝基、岩尾望

ビッキーズ: 須知裕雅、木部信彦（2007年9月解散）

チュートリアル: 徳井義実、福田充徳

ロザン: 菅広文、宇治原史規

土肥ポン太

ザ・プラン9: お〜い!久馬、鈴木つかさ、浅越ゴエ

ブラックマヨネーズ: 小杉竜一、吉田敬

キングコング: 西野亮廣、梶原雄太

base SUMMER SMILE歌唱参加メンバー: 後藤秀樹（2014年秋芸能界引退）、ダイアン（西澤裕介、津田篤宏）

楽曲情報

楽曲タイトル：「SUMMER SMILE」
作詞：水野透、川島邦裕
作曲：水野透
編曲：あみ啓三
演奏：盆地で一位

「SUMMER SMILE」は、多くの芸人たちの才能と、当時のbaseよしもとを代表する一曲として、今もなお多くのファンに愛され続けています。まさに、夏の風物詩と言えるでしょう。

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