SoftBank 812T

SoftBank 812Tは、東芝によって開発され、ソフトバンクモバイルから発売されたW-CDMA通信方式に対応した携帯電話端末です。2007年2月に市場に投入されました。この端末は、SoftBankの子供向け携帯電話ブランド「コドモバイル」の最初のモデルとして位置づけられています。ベースとなったのはSoftBank 810Tで、子供向けの利用を想定したさまざまな特徴を備えています。

主な機能とサービス

SoftBank 812Tは、以下のサービスと機能に対応しています。

TVコール
デコレメール＆マイ絵文字
フィーリングメール
コンテンツおすすめメール
デルモジ表示
バイリンガル機能
モバイル ルポ
3D待受キャラクター「くーまん」
位置ナビ
S!アプリ
S!ループ
S!ケータイ動画
着うたフル／着うた
S!GPSナビ
Yahoo!きっず(ケータイ版)

これらの機能に加えて、日本国内専用の端末として設計されています。

特徴

SoftBank 812Tは、子供向け携帯電話としての特徴を多く備えています。まず、SoftBankの子供向けブランド「コドモバイル」の第一弾であり、SoftBank 810Tを基盤として開発されました。他社の子供向け携帯電話と同様に、防犯ブザーや利用制限機能が搭載されており、子供の安全を考慮した設計となっています。また、子供向けのポータルサイト「Yahoo!きっず(ケータイ版)」に対応しており、子供が安心してインターネットを利用できる環境を提供しています。さらに、第二弾としてSoftBank 820Tが2008年2月に発売されました。

SoftBank8シリーズの中でも、機能が大幅に削減されている一方で、新機種としては異例の低価格で販売されました。これは、子供に携帯電話を持たせやすくするための戦略的な価格設定であったと考えられます。SoftBank 812Tは、子供向けの携帯電話として、安全性と経済性を兼ね備えたモデルとして注目されました。

また、SoftBank812T以降に発売された東芝製の携帯電話（シャープ製904SHを含む）は、総務省が策定した「緊急通報位置通知」に対応しています。これにより、緊急時には位置情報が通知され、迅速な対応が可能となりました。SoftBank 812Tは、子供の安全を守るだけでなく、緊急時の対応も考慮されたモデルと言えるでしょう。

関連情報

ソフトバンクモバイルの端末一覧
810T
820T
831T
740N

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