SoftBank 931SH

AQUOSケータイ FULLTOUCH SoftBank 931SH

AQUOSケータイ FULLTOUCH SoftBank 931SHは、ソフトバンクモバイルが販売したシャープ製の携帯電話です。W-CDMA方式に対応しており、2008年11月28日に発売されました。

特徴

この端末は、ソフトバンクモバイル向けの6代目AQUOSケータイであり、初のスライド式モデルです。FULLFACEシリーズのコンセプトを継承し、フルスライド機構を採用しています。

特筆すべきは、スマートフォンを除く携帯電話としては世界最大級となる3.8インチのハーフXGA液晶を搭載している点です。横方向に1024ドットという高解像度により、PCサイトをほぼそのままのレイアウトで表示できます。フルタッチパネル液晶を搭載し、文字入力を含むほぼ全ての操作を画面タッチで行える一方で、従来の物理テンキーも備えており、従来の携帯電話のような操作感も維持しています。

カメラは、オートフォーカス付きの520万画素CMOSカメラを搭載。広角29mmレンズを採用し、顔認識や手ブレ補正機能も搭載。タッチパネルによる直感的な操作で、写真撮影や編集が可能です。

さらに、ソフトバンクモバイルの「モバイルウィジェット」サービスに対応しており、待受画面上のウィジェットをタッチするだけで、Yahoo!ケータイから最新情報を取り込めます。初期設定では13種類のウィジェットがプリインストールされており、ショートカットアイコンも自由に配置できます。

その他、ワンセグ、FeliCa、GPS、Bluetooth、下り最大3.6Mbpsの3Gハイスピード通信、GSMローミング、モーションコントロール、ヤマハサウンドなどの機能を搭載しています。microSDHCカードは公式には8GBまで対応していますが、16GBのカードも認識が確認されています。

主な機能・サービス

• - ミュージックプレイヤー
• - Bluetooth
• - 赤外線通信
• - フィーリングメール
• - カスタムスクリーン
• - バイリンガル機能
• - QRコード読み取り・作成
• - ドキュメントビューア（Microsoft Word (.doc)・Microsoft Excel (.xls)・Microsoft PowerPoint (.ppt)・PDFデータ (.pdf) 対応）

歴史

• - 2008年10月30日：ソフトバンクモバイルより公式発表
• - 2008年11月28日：発売開始
• - 2009年1月30日：ソフトウェア更新開始

不具合

• - 2009年1月30日：ウィジェット操作中に、稀にウィジェットアイコンが消える不具合
• - 2009年4月23日：「サーバーメール操作」でメールリストやメール全受信を複数回行うと、メール送受信および下書き保存が不可能になる不具合

関連項目

• - ソフトバンクモバイルの端末一覧
• - AQUOSケータイ
• - SoftBank 913SH
• - SoftBank 921SH
• - SoftBank 923SH
• - SoftBank 932SH
• - SoftBank 941SH（後継モデル）
• - SoftBank 943SH
• - W64SH（同時期発表のau向けAQUOSケータイ、フルスライド型）
• - SH-01A（同時期発表のNTTドコモ向けAQUOSケータイ、サイクロイド型）

脚注

この端末は、フルタッチパネルと物理テンキーの両方を備え、高解像度液晶でPCサイトを閲覧できるなど、当時の携帯電話としては非常に多機能な端末でした。

もう一度検索