URBANO PROGRESSO

URBANO PROGRESSO（アルバーノ プログレッソ）

URBANO PROGRESSOは、KDDIと沖縄セルラー電話が提供するauブランドのスマートフォンであり、京セラによって日本市場向けに特別に開発されたモデルです。型番はKYY04で、これはURBANOシリーズの一部で、CDMA 1X WINおよび+WiMAXに対応したAndroid搭載のストレート型スマートフォンです。これは、国産スマートフォンとしては初めてAndroid 4.0を搭載したモデルでもあります。

概要

URBANO PROGRESSOは、既存のDIGNO ISW11K（KYI11）を基にして開発されました。量販店やオンラインストアでは時折「ISW12K」として紹介されることがありますが、これは誤りで、ISシリーズにはISW11Kが含まれるだけです。本機はDIGNOシリーズにも属し、正式には「DIGNO」のロゴが刻印されています。特筆すべきは、本体デザインで受話口が設けられていない点です。代わりに、京セラ独自の「スマートソニックレシーバー」という技術が導入されており、ディスプレイパネルを振動させて音を伝える仕組みが採用されています。これにより、耳を近付けることなく、またヘッドフォンを通じても音を聞くことが可能です。

歴史

URBANO PROGRESSOは、2012年5月15日にKDDIと京セラから正式に発表され、その後5月29日に連邦通信委員会（FCC）を通過しました。全国での発売は5月30日に行われ、多くのユーザーがこの新しい端末を手にしました。

プリインストールアプリ

このスマートフォンには、多彩なプリインストールアプリが含まれています。以下はその一部です：

• - Skype
• - Friends Note
• - Foursquare
• - きせかえtouch
• - au Smart Sports Run&Walk
• - au Smart Sports Karada Manager
• - au Smart Sports Fitness
• - au one GREE
• - au one Brand Garden
• - au one ショッピングモール
• - au one モバオク
• - au one ナビウォーク
• - au one 助手席ナビ
• - au one ニュースEX
• - じぶん銀行
• - Twitter for Android
• - すぐ文字 for Android

主な機能・サービス

URBANO PROGRESSOには、PC向けのWebブラウザが標準装備されており、Flashコンテンツの表示も可能です。ただし、携帯向けサイト（EZWeb）に関しては、他のスマートフォンやPC同様に閲覧できない仕様となっています。また、安心セキュリティパックもフルに対応しており、ユーザーが安全に使用できる環境が整えられています。

アップデート

初期発売後、URBANO PROGRESSOにはいくつかのアップデートが行われ、不具合の修正がなされてきました。

• - 2012年6月27日：アプリ起動中のホーム画面の表示の崩れを修正。
• - 2012年8月21日：通話が途切れる問題や、災害情報受信時の表示不具合を解消。
• - 2012年10月25日：歩数計機能の乗り換え精度の向上。
• - 2013年12月26日：Javaメソッドの脆弱性を改善。

URBANO PROGRESSOは、技術的な革新と、日常生活を支えるための機能が組み合わさったスマートフォンとして、多くのユーザーに支持され続けています。

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