VIVA! 6×7
『VIVA! 6×7』（ビバ・シックス・バイ・セブン）は、松任谷由実（ユーミン）が2004年11月10日にリリースした33枚目のオリジナルアルバムです。東芝EMIから発売され、初回盤（TOCT-25600）と通常盤（TOCT-25601）の2形態で展開されました。このアルバムを引っ提げ、2004年12月から2005年6月にかけて『VIVA! 6×7』コンサートツアーが開催され、多くのファンを魅了しました。
アルバムのテーマは「ヨーロッパの薫り」。プロデューサーの松任谷正隆は当初、セルフカバーアルバム「Yuming Compositions: FACES」と同時期にオリジナルアルバムの発売を計画していましたが、スケジュール調整のため、約2年の歳月をかけて制作されました。ジャケットは絵画のように見えますが、実際は写真を加工したもので、信藤三雄が手掛けました。ジャケットに登場する2台の車は「アルファロメオ・ジュリエッタスパイダー」と「ポルシェ・356A」で、「CAR GRAPHIC」誌の協力を得て撮影されました。当初、発売日は2004年11月17日と発表されていましたが、1週間前倒しされ、11月10日に発売されました。
アルバムタイトル「6×7」は、撮影用フィルムのサイズからインスパイアされたものです。ユーミンは当初、イタリア映画で使われていた「8×9」をタイトルにすることを考えていましたが、松任谷正隆から「フィルムのサイズをタイトルにするなら『6×7』の方が語呂が良い」という提案を受け、このタイトルに決定しました。先行シングルは存在しませんが、「永遠が見える日」はDVDシングルとして先行リリースされました。また、このアルバムはオリコンアルバムチャートで連続TOP10入り年数の最長記録を更新しましたが、翌年アルバムが発売されなかったため、記録は途絶えることとなりました。
初回盤はCD-EXTRA仕様で、期間限定の特設サイトへのアクセスが可能でした。また、このアルバムのツアーでは、ユーミンの地元である八王子で16年ぶりにコンサートが開催され、多くのファンを感動させました。
CDには以下の楽曲が収録されています。
1. －Prologue－
2. 太陽の逃亡者
3. 恋の苦さとため息と
4. Choco-language （ショコランゲージ）
5. 水槽のJellyfish
6. 灯りをさがして
7. 永遠が見える日（album version）
8. Summertime
9. ひまわりがある風景
10. Invisible Strings
11. 霧の中の影
－Prologue－: アルバムの導入部となるトラックで、約20秒と非常に短いSEのような楽曲です。
太陽の逃亡者: 田島貴男（ORIGINAL LOVE|Original_Love）とのデュエット曲で、駆け落ちをテーマにした楽曲。JR北海道の「冬のイメージソング」としても使用されました。
恋の苦さとため息と: ビデオクリップが存在する楽曲です。
Choco-language （ショコランゲージ）: 不二家の「ルックチョコレート」CMソング。ショコランゲージはユーミンの造語です。
水槽のJellyfish: 苗場プリンスホテルのCMソングとして使用されました。
灯りをさがして: 日本テレビ系ドラマ『あの日にかえりたい〜東京キャンティ物語〜』のイメージソングです。
永遠が見える日（album version）: 映画『天国の本屋〜恋火』の主題歌。アルバムバージョンとして収録されており、ビデオクリップも存在します。ユーミン自身が「花火ソングのお手本のような曲」と語っています。
Summertime
ひまわりがある風景
Invisible Strings: 不二家の「カントリーマアム」CMソングとして使用されました。
* 霧の中の影: 映画『男と女』をイメージして作られた楽曲。プロデューサーによると、別れがわかっている男女が同じ時間を共有しながらも、異なる時空間にいる様子を表現したかったとのことです。
キーボード＆プログラミング: 松任谷正隆、ドラム: John Robinson, Vinnie Colaiuta、エレクトリックギター: Dean Parks, 松原正樹, 鳥山雄司、アコースティックギター: Dean Parks、ベース: Neil Stubenhaus、パーカッション: Michael Fisher、トランペット: Jerry Hey, Gary Grant、トロンボーン: Bill Reichenbach、サックス: Dan Higgins、フルート: Dan Higgins、ヴァイオリン: グレート栄田、その他多数のストリングス奏者、コーラス: 松任谷由実、田島貴男、木戸泰弘、比山貴詠史、広谷順子、Rickey Petersonなどが参加しています。
松任谷由実オフィシャルサイトによる紹介ページ
VIVA! 6×7
アルバムの背景
アルバムのテーマは「ヨーロッパの薫り」。プロデューサーの松任谷正隆は当初、セルフカバーアルバム「Yuming Compositions: FACES」と同時期にオリジナルアルバムの発売を計画していましたが、スケジュール調整のため、約2年の歳月をかけて制作されました。ジャケットは絵画のように見えますが、実際は写真を加工したもので、信藤三雄が手掛けました。ジャケットに登場する2台の車は「アルファロメオ・ジュリエッタスパイダー」と「ポルシェ・356A」で、「CAR GRAPHIC」誌の協力を得て撮影されました。当初、発売日は2004年11月17日と発表されていましたが、1週間前倒しされ、11月10日に発売されました。
タイトルとコンセプト
アルバムタイトル「6×7」は、撮影用フィルムのサイズからインスパイアされたものです。ユーミンは当初、イタリア映画で使われていた「8×9」をタイトルにすることを考えていましたが、松任谷正隆から「フィルムのサイズをタイトルにするなら『6×7』の方が語呂が良い」という提案を受け、このタイトルに決定しました。先行シングルは存在しませんが、「永遠が見える日」はDVDシングルとして先行リリースされました。また、このアルバムはオリコンアルバムチャートで連続TOP10入り年数の最長記録を更新しましたが、翌年アルバムが発売されなかったため、記録は途絶えることとなりました。
初回盤の特典とツアー
初回盤はCD-EXTRA仕様で、期間限定の特設サイトへのアクセスが可能でした。また、このアルバムのツアーでは、ユーミンの地元である八王子で16年ぶりにコンサートが開催され、多くのファンを感動させました。
収録曲
CDには以下の楽曲が収録されています。
1. －Prologue－
2. 太陽の逃亡者
3. 恋の苦さとため息と
4. Choco-language （ショコランゲージ）
5. 水槽のJellyfish
6. 灯りをさがして
7. 永遠が見える日（album version）
8. Summertime
9. ひまわりがある風景
10. Invisible Strings
11. 霧の中の影
楽曲解説
－Prologue－: アルバムの導入部となるトラックで、約20秒と非常に短いSEのような楽曲です。
太陽の逃亡者: 田島貴男（ORIGINAL LOVE|Original_Love）とのデュエット曲で、駆け落ちをテーマにした楽曲。JR北海道の「冬のイメージソング」としても使用されました。
恋の苦さとため息と: ビデオクリップが存在する楽曲です。
Choco-language （ショコランゲージ）: 不二家の「ルックチョコレート」CMソング。ショコランゲージはユーミンの造語です。
水槽のJellyfish: 苗場プリンスホテルのCMソングとして使用されました。
灯りをさがして: 日本テレビ系ドラマ『あの日にかえりたい〜東京キャンティ物語〜』のイメージソングです。
永遠が見える日（album version）: 映画『天国の本屋〜恋火』の主題歌。アルバムバージョンとして収録されており、ビデオクリップも存在します。ユーミン自身が「花火ソングのお手本のような曲」と語っています。
Summertime
ひまわりがある風景
Invisible Strings: 不二家の「カントリーマアム」CMソングとして使用されました。
* 霧の中の影: 映画『男と女』をイメージして作られた楽曲。プロデューサーによると、別れがわかっている男女が同じ時間を共有しながらも、異なる時空間にいる様子を表現したかったとのことです。
参加ミュージシャン
キーボード＆プログラミング: 松任谷正隆、ドラム: John Robinson, Vinnie Colaiuta、エレクトリックギター: Dean Parks, 松原正樹, 鳥山雄司、アコースティックギター: Dean Parks、ベース: Neil Stubenhaus、パーカッション: Michael Fisher、トランペット: Jerry Hey, Gary Grant、トロンボーン: Bill Reichenbach、サックス: Dan Higgins、フルート: Dan Higgins、ヴァイオリン: グレート栄田、その他多数のストリングス奏者、コーラス: 松任谷由実、田島貴男、木戸泰弘、比山貴詠史、広谷順子、Rickey Petersonなどが参加しています。
外部リンク
松任谷由実オフィシャルサイトによる紹介ページ
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