WINDING ROAD (絢香×コブクロの曲)

WINDING ROAD

『WINDING ROAD』は、絢香とコブクロによる記念すべき1枚目のシングルであり、2007年の2月28日にワーナーミュージック・ジャパンから発売されました。この楽曲は、フジテレビ系音楽番組『ミュージックフェア』での共演を契機に生まれました。絢香がコブクロの楽屋を訪れ、一緒に歌いたいと申し出たところ、小渕が「では一緒に曲を作ろう」と提案したことから制作が始まりました。当初の計画はカバー曲を演奏することでしたが、やがてオリジナルの楽曲へと展開していったのです。

楽曲の特徴

このシングルは2006年の夏のライブで初めて披露され、ファンからの期待を受けて待望の発売となりました。楽曲は、日産キューブのCMソングとして使用されるために新たに設立されたワーナーミュージック・ジャパンのレーベル、CUBE LOVES MUSICからの第1弾作品です。アートワークのジャケットには、絢香、小渕、黒田の3人の手が重ねられた美しい写真が採用されています。

オリコン週間ランキングではリリース初週に第2位を記録し、両アーティストにとって初の初動売上10万枚を超えるヒットを遂げました。さらに、リリースから半年後も週間オリコンチャートでトップ100に留まる人気を見せました。また、フル配信（着うたフルやPC配信を含む）でも100万ダウンロードを突破し、大ヒットを収めています。

パフォーマンスと影響

2007年には『第58回NHK紅白歌合戦』でもこの曲が披露され、事前の告知なしでのパフォーマンスによって視聴者の注目を集めました。その影響もあり、2008年にはオリコンチャートで第100位圏外から20位台にジャンプアップするという珍しい展開がありました。

収録曲と参加ミュージシャン

シングルには、以下の曲が収録されています:

• - WINDING ROAD
• - WINDING ROAD (INSTRUMENTAL)

さらに、参加したミュージシャンには絢香がボーカルとコーラスを担当し、小渕健太郎がボーカル、アコースティックギター、タム、ブラスアレンジなど多彩な役割を果たしました。黒田俊介もボーカルとコーラスで参加し、指導的な役割を担っています。

他にも、浜口高知（エレキギター）、草間信一（ピアノ、オルガン）、桜井正宏（ドラム）、山田裕之（ベース、ブラスプログラミング）、岩瀬聡志（プログラミング）が加わり、この素晴らしい楽曲を完成させました。

アルバム収録

『WINDING ROAD』は、以下のアルバムにも収録されています:

• - Sing to the Sky（1曲目収録）
• - ayaka's History 2006-2009（1曲目、ディスク1収録）
• - ALL SINGLES BEST 2（1曲目、ディスク1収録）
• - ALL TIME BEST 1998-2018（1曲目、ディスク4収録）
• - Seasons Selection〜Spring〜（1曲目収録）

カバー

この曲は多くのアーティストによってカバーされており、音羽ゆりかご会のアルバム『手紙・まあるいいのち〜卒業&合唱ソングコレクション〜』や、つるの剛士のアルバム『つるのうた』、BESTIEMのカバーアルバム『BEST TIME cover』に収録されています。

『WINDING ROAD』は、共作としての絢香とコブクロの深い絆が生み出した素晴らしい楽曲であり、今もなお多くの人に愛され続けています。

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