YOKOHAMA AIR CABIN

YOKOHAMA AIR CABIN（ヨコハマエアキャビン）とは

YOKOHAMA AIR CABINは、神奈川県横浜市みなとみらい地区で運行されている都市型ロープウェイです。泉陽興業によって運営され、桜木町駅から運河パーク駅までの629メートルを約5分で結びます。このロープウェイは、都市景観と調和するように設計されており、快適な移動手段を提供するだけでなく、観光アトラクションとしても人気を集めています。

特徴

全キャビン冷房完備: 全てのキャビンには冷房が搭載されており、夏場でも快適に移動できます。
景観に配慮したデザイン: 幅狭の丸型鋼管4本支柱が採用され、周囲の景観と調和しています。
ライトアップ: キャビン、駅舎、支柱は、著名な照明デザイナー石井幹子によってライトアップされ、夜には美しい光景が楽しめます。
運行時間: 10時から22時まで運行（時期により変更あり）。
運賃: おとな片道1,000円、往復1,800円（こどもは半額、単独乗車不可）。大観覧車「コスモクロック21」とのセット割引券も利用可能です。

歴史

構想: 2018年5月、泉陽興業によりロープウェイの構想が浮上しました。
日本初の都市索道: 横浜博覧会以来の索道であり、常設型としては日本初の都市索道です。
計画発表: 2019年2月には詳細な計画が発表され、当初は2020年夏の東京オリンピック前の開業を目指していました。
開業延期: 資材調達の遅れや支柱設置場所の見直しのため、開業は2021年4月22日にずれ込みました。
事業費: 事業費は約80億円と見込まれ、事業期間は30年です。建設・運営費は泉陽興業が全額負担し、横浜市からは道路占用料が徴収されています。運河パーク駅舎と横浜ワールドポーターズを結ぶ歩行者デッキは横浜市が整備しました。
100万人突破: 開業から約9ヶ月後の2022年1月末までに、利用者が100万人を突破しました。

路線データ

走行方式: 単線自動循環式 (MGD)
総延長: 629 m
定員: 8人（1搬器あたり）
搬器数: 36台
乗車時間: 約5分
高低差: 約40 m

設計・施工

ロープウェイ:
日本ケーブル: 機械設備、搬器（キャビン）、支柱の設計製作・施工
CWA Constructions SA/Corp: 搬器（キャビン）製造
東亜建設工業: 海上基礎工
駅舎・建物:
山下[[設計]]: 建物設計
ピーエス三菱: 駅舎の施工

ギャラリー

（画像は省略）

キャビンからの景色

（画像は省略）

その他の情報

横浜市の「まちを楽しむ多彩な交通」事業案: この事業案では、YNPによる別の索道事業提案も選定されており、横浜駅東口から山下埠頭を結ぶルートも検討されています。

関連リンク

YOKOHAMA AIR CABIN 公式サイト
YOKOHAMA AIR CABIN®【公式】Instagram
泉陽興業株式会社 - 世界最新式都市型循環式ロープウェイ
* 【横浜観光】ロープウェイが横浜の新たなアトラクションとして誕生！ みなとみらいに誕生した「YOKOHAMA AIR CABIN」 - YouTube

このロープウェイは、横浜の新しい観光名所として、多くの人々に利用されています。快適な移動手段としてだけでなく、美しい景観を楽しめるアトラクションとして、ぜひ一度体験してみてください。

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